咲き始めた梅林の間をそぞろ歩き、花を見、香りを嗅いでベンチなどに座ってお弁当を広げてみませんか。
咲いている期間の長い梅の姿をじっくり撮ることができる季節です。お弁当とカメラを両方持参して、暖かくなった外へ出かけましょう。
梅林の斜面の中で梅の木の形や並びが良さそうな所を標準ズームレンズの望遠側で切り取っています。
くもった日の光が強くないタイミングに、人が入らない瞬間を狙って手持ちで撮影しました。
春の暖かさやほんわかした空気感を表現するため、カメラ内の画像編集でソフトフィルターをかけています。
レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
焦点距離:120mm
絞り値:f/7.1
シャッタースピード: 1/160秒
ホワイトバランス:色温度(4760K)
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 1000
快晴の青空と白梅との組み合わせです。青空の強調のために円偏光フィルターを使用しています。
両面3分の2に満開の梅を配して、左奥に別の梅の木を入れ、強弱と奥行き感を出してみました。
紅梅、白梅とも満開でしたので、紅白半々の構図にしてみました。望遠レンズのボケ効果で紅梅を少しぼかしています。ピクチャーコントロールを「風景」に設定してやや鮮やかな梅にしています。
撮影・解説:芳賀 健二