花の少ない寒い季節。色でも形でも目立つのは椿の赤い花でしょうか。比較的大きな花で撮りやすく、色々なバリエーションで表現できるのが魅力です。
「緑陰にひっそりと咲く」というイメージは咲く季節の気温の低さも関係するかもしれません。一枝に咲く一輪を見つけ、花が最も美しく映えるという花芯の見える位置から撮影しました。
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:200mm
絞り値:f/2.8
シャッタースピード:1/125秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-1.0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 640
その他使用機材:三脚
やさしい雰囲気を感じられるように、画像編集時にソフトフィルターをかけています。花の数をたくさん入れて、にぎやかさも表現しています。
手持ち撮影のためISO感度を上げ(ISO800)シャッタースピードも早くして手ブレを防止しました。
木の下の暗い所にあった椿でしたので、思い切って露出をプラス(+1.3)にして花と葉の色を出しています。光の当たっている背景部分は露出オーバーになりますが表現上問題はありません。
撮影・解説:芳賀 健二