満開のサクラはきれいで豪華ですが、散り始める頃のサクラにもまた一味違った風情があります。タイミングを見計って撮影に行ってみましょう。
曇天の空の下、一面に広がるチューリップ畑を撮っていたのですが、周囲にあったサクラが強風で一気に散り始めました。点々と白い花弁がチューリップの手前に儚げに写ってくれました。
レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
焦点距離:35mm
絞り値:f/8
シャッタースピード:1/200秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
広角域から望遠域まで、幅広い画角範囲をカバーする、約5.8倍の高倍率標準ズームレンズです。
背景が暗い杉林だったのでより花弁の白が見えやすくなってくれました。早いシャッタースピード(1/500秒)で花弁の舞い散る動きを止めています。
散り敷いたサクラもまた良い雰囲気です。天気が良く木々の影もアクセントになっています。超広角(16mm)で広さと奥行き感を表現してみました。
撮影・解説:芳賀 健二