Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

春の到来を告げる福寿草花・植物

文字を見るだけでも何となくおめでたい花です。色のない早春の大地に、力強く咲き始めて春の到来を告げてくれる福寿草を、さまざまな視点や組み合わせで撮影してみましょう。

咲いている花と、これから咲く蕾のバランスが良さそうな一群を探します。花芯の見えるギリギリの高さまでカメラ位置を下げて、手持ちで撮影。背景の残雪を入れ込みました。標準から中望遠域のボケ効果を活用しています。日中、太陽がトップライトの位置にある時間帯です。

撮影時のポイント

  • 花芯の見える低いカメラ位置
  • 背景に残雪の白を入れ、季節の変化を表現
  • 中望遠域で背景をぼかす
  • 露出補正をややオーバーにして、花の黄色を強調

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
焦点距離:66mm
絞り値:f/5
シャッタースピード:1/1250秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400

おすすめ機材

高倍率ズーム

おすすめのレンズ
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR

広角域から望遠域までの画角範囲をカバーする約7.8倍の高倍率標準ズームレンズ。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

やっと咲き始めた梅林の梅の下に、春の光を体全体で受け止め咲いている福寿草。
広角レンズを使って背景の梅林の様子を見せつつ、主役の福寿草をあまり絞らず広角接写しています。

福寿草を上から撮ると茶色の草などが目立ってしまうのですが、梅の木のシルエットが面白く、それと組み合わせるためあえて上から撮り、影とのコラボレーションを狙ってみました。時には視点を大きく変えてみるのもよい方法です。

撮影・解説:芳賀 健二

同じカテゴリーの「撮り方」レシピ

冬に咲く椿

このレシピを見る

春の訪れを告げる梅

このレシピを見る

早春の水仙

このレシピを見る

春を呼ぶ水仙

このレシピを見る

早春の花々

このレシピを見る

冬を彩る花、ロウバイ

このレシピを見る

ニコンイメージングプレミアム会員
ニコンイメージング会員