Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

雲間から差す光風景

「天使の階段」などとも呼ばれている雲間からの光は、何か神々しく身の引き締まるような気がします。海でも山でも見ることのできるそんな光景に出会ったら迷わずシャッターを切りましょう。

海を見下ろす高台で三脚を構え、夕景を狙っていました。雲が多く半ば諦めていたのですが、突然雲間から色つきの夕日が差しはじめました。まさにシャッターチャンスです。

撮影時のポイント

  • 赤味を出すためホワイトバランスは「曇天」に設定
  • 光芒を目立たせるため、アンダー気味(-0.7)の露出
  • 下部に島影を入れ、対比で空の大きさやスケール感を演出
  • 光芒が海に届き光ったタイミング
  • ブレないようにf/16まで絞りシャープなピントを狙った

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:70mm
絞り値:f/16
シャッタースピード:1/800秒
ホワイトバランス:曇天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-0.7段
フォーカスモード:マニュアル(M)
ISO感度設定:ISO 400
その他使用機材:三脚

おすすめ機材

望遠ズーム

おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

機動性と優れた光学性能を高次元で両立した開放F値2.8一定の大口径望遠ズームレンズ。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

雪が降り出す間近の日本海の夕暮れ。水平線近くでやっと夕日が少し顔を出してくれました。荒れる波を下部に入れ、ホワイトバランスを晴天日陰にして赤味を増やしています。露出もややアンダー(-0.7)気味です。

山上で出会った光芒です。晴天の夕焼けもきれいですが雲間からの一条の光もよく、画面の対角線に入れました。光の強調をするため、低め(-1.3)に露出補正をしています。

撮影・解説:芳賀 健二

同じカテゴリーの「撮り方」レシピ

夜を彩るイルミネーションを残す

このレシピを見る

日本一の富士山

このレシピを見る

神々しい御来光

このレシピを見る

冬の寒さのなか、雪景色を撮る

このレシピを見る

透明感のある氷

このレシピを見る

美しい朝日、夕日の風景

このレシピを見る

イルミネーションを大きく切り取る

このレシピを見る

ホワイトバランスでイルミネーション風景を撮り分ける

このレシピを見る

冬のシルエット

このレシピを見る

厳寒の造形

このレシピを見る

雪面の造形

このレシピを見る

ダイナミックに変わる夕景の色

このレシピを見る

ダイヤモンド富士

このレシピを見る

梅のある風景

このレシピを見る

岩場の風景

このレシピを見る

表情豊かな富士山

このレシピを見る

雪と木々が織りなす表情

このレシピを見る

やっぱり富士山を撮ろう

このレシピを見る

ニコンイメージングプレミアム会員
ニコンイメージング会員