梅は一輪でも絵になりますが、やはりサクラは画面から溢れるくらいに大きく、たくさん入れてあげるとゴージャスに表現できます。
快晴、無風、満開のサクラにレンズの広角側で思い切って近づいて撮るという「広角接写」での撮影です。青空をバックにピンクのサクラが映えてくれました。
レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
焦点距離:20mm
絞り値:f/9
シャッタースピード:1/125秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.3段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
その他使用機材:円偏光フィルターII 67mm
曇りの日の撮影で光のない条件だったため、思い切ったプラス補正でサクラの花のピンク色を表現しました。カメラは真上に構え、画面全体をサクラの花だけで埋め尽くしています。
やや高い所からカメラをわずかに下向きに構えて被写体を狙い、背景には土手の新緑を入れました。AF-S TELECONVERTER TC-20E IIIをつけた、約300mm程度での圧縮とボケの効果をいかしてみました。
撮影・解説:芳賀 健二