街や自然の音を包み込むような雪は2月頃が本番でしょう。木の上の雪は、木々の形やカメラの向きによってとても印象的で面白い作品に仕上がると思います。少し厚着して、雪の中へ出かけてみましょう。
雪をかぶったエゾマツの斜面が広がっていました。左側からの斜光線が木々の凹凸をより強調してくれ、青空とわずかな雲がいいアクセントになってくれています。
レンズ:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
焦点距離:70mm
絞り値:f/9
シャッタースピード:1/80秒
ホワイトバランス:オート
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 200
その他使用機材:三脚、円偏光フィルターII 77mm
VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ。
橋の上から見た渓谷です。両側の木々は雪の重みで垂れ下がっており、面白い形になっていました。左右の光の当たり具合も違っていて変化がつきました。
丘の斜面に立つ木々に雪や霧氷がついた早朝の一枚。標準ズームレンズの広角側で空の広がりを表現し、円偏光フィルターで青空を強調して雪や霧氷の白さを対比で表現しています。スッキリとした木を選びました。
撮影・解説:芳賀 健二