空と雲は相性がよいのですが、その他に何かしらワンポイントを加えると、またひと味違った写真になります。視点を少し変えた組み合わせはいかがでしょうか。
音符のようにカモメが並んで電線に止まっていました。右上の方に強すぎない太陽があった午前中、ちょうど形よく雲がポカンと浮かんでおり絵になっていたためシャッターを切りました。カモメがあまり大きくならない程度に中望遠のレンズを選んでいます。下方からやや見上げるようにカメラは手持ちして撮影しました。
レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:110mm
絞り値:f/6.3
シャッタースピード:1/800秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:スポット測光
露出補正: 0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
その他使用機材:円偏光フィルターII 77mm
予測できない変幻自在の雲に適度な大小の変化を発見。そんな雲が楽しい空と駆け上がるような面白いジョギング姿のオブジェとを組み合わせて撮影しました。色の変化もフォトジェニックでした。
夕暮れ近い曇り空の中、夕日の明るさがV字形に伸びてきて表情が変わってきたタイミング。1本の木のシルエットをちょうどV字形真ん中に配置してシンメトリーになるよう撮ってみました。
撮影・解説:芳賀 健二