高原にある白樺の白い木肌は、秋の澄んだ空気の中で一層印象的に見えます。色づいた紅葉との組み合わせ具合や、どういったレンズを選択するか次第でいろいろな表現が可能です。
垂れ下がる紅葉した枝の下に入り見上げると、いい具合に白樺の白い木肌と黄色い紅葉が鮮やかです。広角レンズをやや絞り込んでシャープなピントを狙いました。
レンズ:AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
焦点距離:21mm
絞り値:f/8
シャッタースピード:1/200秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正: +3.0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 800
画角100°(FXフォーマット時)の超広角域からの約1.9倍超広角ズームレンズ。約385gと軽量コンパクトで機動性の高い撮影が可能。
前作と同じカメラ位置ですが、こちらは望遠レンズ(120mm)での撮影です。紅葉が大きくなり主役としての存在感が増しています。絞りは開け気味で背景のボケ効果を意識してみました。
同じくらいの望遠レンズを選びましたが、あえて背景と同じ黄色い紅葉のある場所からの撮影です。白樺の縦線とクロスする黒い斜めの枝の組み合わせも考慮しました。
撮影・解説:芳賀 健二