紅葉をただ大きくアップ気味に撮るだけでなく、河や滝や建物などと組み合わせ、より「秋の風景の中心となる紅葉」として残しました。
色づき始めて光の当たった紅葉が主役ですが、左隅を流れ落ちる白い滝との対比を狙いました。紅葉と滝への光の当たり具合が大切なので、太陽光が滝の一部に当たりはじめるタイミングを待ちます。
レンズ:AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
焦点距離:31mm
絞り値:f/22
シャッタースピード:1/3秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-1.0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 100
その他使用機材:円偏光フィルターII 77mm
山門のシルエットと紅葉の組み合わせです。日本的な建物と紅葉はやはりマッチします。ホワイトバランスは曇天にし、少し赤味を加えています。
雨中の蔦紅葉です。雨によってよりしっとりとした感じの色彩になりました。望遠レンズで背景のボケ効果を出しつつ、林の奥行きを表現してみました。
撮影・解説:芳賀 健二