快晴の青空に、ギラギラの強烈な太陽。夏本番といったタイミングには、ウンザリする組み合わせかもしれません。ですが、強い光を利用して真夏らしい作品が作れます。さぁ、麦わら帽子をかぶって、撮影に出かけましょう。
夏の花のひとつ、ユリの群落の上にあった太陽です。超広角ズームレンズの18mmで、花と太陽を画面に入れるよう、縦位置の構図にしました。光芒を出すため、絞りはf/18まで絞り、ややマイナス気味(-0.3)の露出補正です。
太陽を光学ファインダーで直接見ないようにし、短時間での撮影をこころがけましょう。
レンズ:AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
焦点距離:18mm
絞り値:f/18
シャッタースピード:1/800秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-0.3段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
画角100°(FXフォーマット時)の超広角域からの約1.9倍超広角ズームレンズ。約385gと軽量コンパクトで機動性の高い撮影が可能。
3本のカラマツがバランスよく揃っていたので、主役に据えてみました。アクセントとして雲を入れ変化をつけています。絞り値f/14、露出補正-0.7、焦点距離は広角側(24mm)に設定して撮影しました。
夏の代表的な花、ハスの花を低いカメラ位置から見上げます。太陽と開いている花、そして蕾のバランスを意識しています。透過光がハスの花弁のピンクを見せてくれました。焦点距離は20mmに設定しています。
撮影・解説:芳賀 健二