色づいたイチョウの葉は快晴の空などと組み合わせると「秋だなぁ」と思います。あちらこちらで見かけるとても秋らしく、生命力も感じさせるイチョウを狙ってみましょう。
お寺の階段を上がっていくと、眼下に瓦屋根の線がきれいに光っていました。人工的な美しさとイチョウが持つ自然ならではといった美しさのマッチングを考えました。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:175mm
絞り値:f/5
シャッタースピード:1/400秒
ホワイトバランス:色温度(4500K)
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 800
水面に写り込んだイチョウを撮影することで、黄葉している様子を想像してもらう方法です。ワンポイントとして水鳥が来るまで待って撮影しました。
秋の快晴の青空と組み合わせたオーソドックスな撮り方ですが、逆光気味の光を使ってみました。左の枝を入れたイチョウを多めに入れ、木の強弱も考えています。
撮影・解説:芳賀 健二