キンキンに冷えたビールは、飲むのはもちろん、演出次第で夏をイメージさせる被写体にもなります。自宅にいながら、海外でおいしそうなビールを飲んでいるような雰囲気を表現してみましょう。
ビーチリゾート内のプールサイドの写真を、液晶テレビに映し出して背景にしました。テレビの前にはテーブルを置き、ビール瓶とグラスに注いだビールを並べています。太陽の眩しい光が降り注ぐプールサイドの雰囲気を、スピードライトを使って演出しました。
レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
焦点距離:60mm
絞り値:f/8
シャッタースピード:1/60秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-0.3段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 800
その他使用機材:スピードライトSB-300、三脚、TTL調光コードSC-28
グラスにビールを注ぎ、クリーミーな泡が盛り上がって流れ出たところを撮影。背景は、液晶テレビに青空の画像を映し出したものです。カメラとスピードライトをTTL調光コードで繋ぎ、左斜め上から斜光になるようライティングをしました。きめ細かい泡を撮るために60mmのマイクロレンズを使用しています。
海外ビールのラベルはデザイン的におしゃれなものが多いので被写体にはもってこいです。リゾートの雰囲気を出すため背景として、青空をバックにヤシの木を撮影した画像を液晶テレビ上に設定。スピードライトを使って斜め右上から斜光になるようなライティングをしました。
撮影・解説:斎藤 勝則