Nikon Imaging Cloudは、Wi-Fiを介してZ6IIIと連携し、新しいインスピレーションを生み出すとともに撮影後のワークフローをスムーズにする、ニコンの新しいクラウドサービスです。有名クリエイターが作成した「イメージングレシピ」(特製のプリセット)を提供するほか、Z6IIIで撮影した写真をカメラから自動的にアップロードし、様々なサードパーティーのクラウドストレージや共有サービスにシームレスに転送・保存できます。さらに、Z6IIIのファームウェアを直接アップデートすることも可能。Nikon Imaging Cloudを使用することで、写真撮影の楽しみがより高まります。
イメージングレシピは、静止画と動画の両方で使える多彩な画づくりを提供するサービスです。あらかじめお気に入りの画づくり設定(レシピ)をNikon Imaging Cloudから選び、Wi-Fi経由でZ6IIIに直接ダウンロード※。撮影後の編集なしで、より魅力的な写真や動画を簡単に撮影できます。選んだレシピの効果を撮影時にライブビューで確認できるので、撮影時に仕上がりがイメージしやすいのも利点です。有名クリエイターのような画づくりを、簡単に実現できます。
Nikon Imaging Cloudは、Z6IIIで撮影した画像のバックアップ作業を簡略化します。カメラメニューで[Nikon Imaging Cloudに接続]を選ぶと、画像はWi-Fiで自動的にNikon Imaging Cloudにアップロードされ、その後Adobe Photoshop Lightroom、Google Drive、Google Photos、Dropbox、Microsoft OneDrive、NIKON IMAGE SPACEなどのクラウドストレージサービスに転送できます。画像フォーマットごとに異なるアップロード先を設定することができ、JPEG、NEF、HEIF画像を思い通りの場所に、最大30日間、容量制限なくアップロードできます。また、Nikon Imaging Cloudとの連携によって、カメラの新しいファームウェアが公開されると、事前に設定した時間に自動更新可能(必要に応じて手動更新も可能)。カメラを常に最新の状態に保つことができます※。
自分ならではのより個性的な画づくりを求めるユーザーに、ニコンの画像閲覧/現像/編集ソフトウェア NX Studio(無料ダウンロード)が刺激的な選択肢を提供します。新しい「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」はより多彩な調整が可能。直感的なインターフェースで、8色の色別に色相、彩度、明度の調整が可能なカラーブレンダーや、ハイライト、中間調、シャドーごとにより高精度な色調整ができるカラーグレーディングなどが行えます。思い通りの画づくりを仕上げたらカスタムピクチャーコントロールとして保存。メモリーカードを介してZ6IIIに適用し、自分らしいスタイルの静止画や動画を簡単に撮影できます。
Z6IIIの手ブレ補正機構(VR)は、Z9、Z8を超える8.0段※の補正効果で優れたパフォーマンスを発揮します。暗いシーンでの手持ち撮影の幅を拡げ、より低速のシャッタースピードを使った創造的な表現も可能です。
一般的な手ブレ補正は、画面の中央近くでブレを補正するため、特に広角レンズ使用時に周辺部のブレが目立ちやすいことがありました。フォーカスポイントVR※は、フォーカスを合わせた部分のブレを軽減するので、被写体が画面の端に近い場合でもシャープに捉えます。主要被写体が画面内のどの位置にいても、鮮明に描写できます。
静止画は最高ISO 64000、動画は最高ISO 51200の常用撮像感度を実現。画像処理エンジンEXPEED 7により、建物などのディテールがある部分と夜空などの平坦な部分とで異なる強度のノイズ処理を行い、細部の高い解像感を保ちながら、夜空に発生しがちなざらざらとしたノイズを効果的に軽減します。夜や室内等の薄暗いシーンでの撮影の楽しさがさらに高まります。
建築装飾の精緻なディテール、岩山の複雑なテクスチャー、美術品の緻密な色彩や質感をより細かく表現できるピクセルシフト撮影※。撮像素子の位置を微妙にずらしながらRAW(NEF)画像を複数枚(4コマ、8コマ、16コマ、32コマ)撮影することで、モアレや偽色、ノイズを抑え、より高解像度で正確な色情報を得ることができます。撮影枚数を増やすほどより効果的で、16コマ、32コマでは約9600万画素という驚異的な高解像度で撮影できます。