Nikon Imaging
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D6

4K UHD動画

4K UHD(3840×2160)動画対応

解像感の高い4K UHD(3840×2160):30p/25p/24p映像を、カメラボディー内のメモリーカードに記録できます。フルHD映像同様、非圧縮映像をHDMI出力し、外部モニターへの表示、外部レコーダーへの同時記録も可能です。また、動画編集で「選択フレームの保存」が可能。4K UHDで記録した映像からも必要な箇所を画素数約8メガピクセルのJPEG画像として切り出せるので、決定的瞬間をより確実に記録する手法としても活用できます。

撮像素子上で使用する画素数と動画の記録画素数が同じドットバイドット情報読み出しは、撮影後の処理が少なく、ディテールに富んだ極めて解像感の高い映像が得られます。これにEXPEED 6が高度な映像生成処理を行い、極めて高い映像品質を実現しています。

4K UHD動画も、ISO 100から最高常用感度ISO 102400、さらに増感Hi5(ISO 3280000相当)の高感度まで対応。高感度域でも高い映像品質を実現する優れた高感度性能が、高解像度の4K UHDを光量の制約から解放。4K UHDの撮影領域を拡大します。

動画撮影でも優れた解像力、描写力をプロフェッショナルから高く評価されるNIKKOR。その豊富なラインナップとの組み合わせで、4K UHDの高い解像度を活かしながら、多彩な映像表現を実現します。

被写体の色や輝度、テクスチャーの情報を豊富に取得できる、ピクチャーコントロール[フラット]は、比較的軽微な調整作業で、的確に意図を反映した映像制作が可能。動画のポストプロダクション用素材映像として有効です。

撮像範囲(画角)を選べるマルチエリアDムービー

D6は4つの撮像範囲を用意しています。[FXベースの動画フォーマット(動画撮像範囲)]は、大きな撮像素子を活かして美しいボケ味を重視した表現が可能。[DXベースの動画フォーマット(動画撮像範囲)]と4K UHD動画用の[3840×2160]は、[FXベースの動画フォーマット(動画撮像範囲)]時の焦点距離の約1.5倍、[1920×1080クロップ]は同約3倍に相当する画角となり、被写体をより大きく引き寄せた、迫力のある映像表現ができます。撮像範囲を使い分けることで、NIKKORレンズの豊富なラインナップと連携し、最小限のレンズで手軽に、より自由で幅広い映像表現が可能です。

動画のアスペクト比(横:縦)は、選択したフォーマットにかかわらず16:9 となります。

手持ち撮影に有効な動画撮影時の電子手ブレ補正機能(フルHD、HD時)

フルHDまたはHD動画撮影時には、電子手ブレ補正機能※で手ブレの影響を軽減できます。三脚等を設置できない場所での撮影や、三脚等を設置する時間がないとっさの動画撮影などに便利です。NIKKORレンズの光学手ブレ補正機能(VR)と併用することで、より効果的にブレを軽減できます。

画角が若干狭くなります。
フルHDの1920×1080クロップ時を除く。
電子手ブレ補正を[する]に設定すると、ISO感度をHi0.3以上に設定しても102400に制限されます。

他の動画素材との同期を容易にする「タイムコード出力」

他の動画素材との同期や、映像と音声の同期を容易にする「タイムコード」を、ファイル形式がMOVの動画データに記録できます。「タイムコード」と実時間のズレを解消する[ドロップフレーム]にも対応しています。

動画専用の緩やかな露出制御(露出補正/パワー絞り)

朝日が昇る情景や、暗いところから明るいところへカメラを振ったときのような輝度が極端に変化するシーンでも、動画専用の緩やかな露出制御で映像の明るさの変化を滑らかに描写します。Pvボタン(+補正)とFn1ボタン(-補正)に「露出補正」※1機能を割り当て、動画撮影中にISO感度の制御による滑らかな露出補正も可能。Pvボタン(開放側)、Fn1ボタン(小絞り側)には「パワー絞り」※1※2機能も割り当てることができ、動画を撮影しながら明るさと被写界深度を滑らかに変更できます。

動画ライブビュー時および動画撮影中に、機能を割り当てたボタンの操作で、無段階で滑らかに調整可能。
露出モードA、M時のみ動作。

シャッタースピードと絞りを固定して適正露出が得られるMモード時の「感度自動制御」

明るさが急激に変化するシーンを1カットで撮影するような場合に、被写体のブレ具合と被写界深度を一定にしたいときには、マニュアル露出でシャッタースピードと絞りを固定し、「感度自動制御」(ISO 100~Hi5)を利用することで自動的に適正露出が得られます。感度が高くなりすぎないように「制御上限感度」(ISO 200~Hi5)の設定も可能です。

マニュアルフォーカスでのピント確認が容易な「ピーキング表示」

マニュアルフォーカスで意図通りのポイントにピントを合わせたいとき、ピントが合っている部分を簡単に確認できる「ピーキング」表示機能を搭載。表示色は被写体の色に応じて赤、黄、青、白から選択可能。検出感度も3段階で調節できます。HDMI接続で外部機器に同時記録している映像には録画されません。

臨場感あふれる音声収録ができる充実したサウンドコントロール

内蔵のステレオマイクで臨場感あふれる音声を記録可能。別売のステレオマイクロホン ME-1、ワイヤレスマイクロホン ME-W1にも対応しています。マイク感度(20段階)は音声レベルインジケーターで視覚的に確認しながら、動画撮影中でも調整可能。また、市販のステレオヘッドホンで音声のモニター(音量30段階)も可能です。さらに、楽器演奏や街のざわめきなど幅広いシーンに適した[広帯域]と、主に人の声を録音したいときに適した[音声帯域]から「録音帯域」の選択が可能。内蔵マイク使用時には「風切り音低減」も設定できます。

ステレオマイクロホン ME-1
ワイヤレスマイクロホン ME-W1

インターバルタイマー撮影でもタイムラプス動画をカメラ内生成可能

本格的にタイムラプス動画を制作したい場合は、インターバルタイマー撮影が有効。D6ではインターバルタイマー撮影した画像をつないで、アスペクト比(横:縦)が16:9のタイムラプス動画として記録できます※。インターバルタイマー撮影時にAEブラケティングも可能です。より手軽に楽しみたいときは、カメラ内で簡単にタイムラプス動画を生成できる静止画撮影メニューの[タイムラプス動画]が便利です。4K UHD/30pを含む、すべての[画像サイズ/フレームレート]、[動画の画質]に対応。夜明けや夕暮れのような明るさが大きく変化するシーンでは、1コマずつでは気にならないコマ毎のわずかな露出差をさらに小さくすることで、動画として再生したときの映像のチラツキを効果的に抑える[露出平滑化]が有効です。

インターバルタイマー撮影で得た画像を用いてPCでタイムラプスムービーを作成するには、市販の編集ソフトウェアが必要です。

Camera Control Pro 2でのリモート撮影中のHDMI出力

Camera Control Pro 2(別売)を用いて、パソコンから動画のリモート撮影中にも、非圧縮の高品質な4K UHD映像をHDMI出力可能。他社製外部レコーダーに記録でき、テレビ局などのワークフローに対応します。動画記録中も、露出や感度の設定変更後の状況はD6とパソコン双方のモニターの映像で確認可能。D6を離れたところに設置していても、被写体の変化に手元のパソコンで素早く柔軟に対応できます。また、4K UHD動画もフルHD動画も、カメラ内のメモリーカードへの記録開始/停止の制御、撮影後の転送をパソコンから実行できます。Camera Control Pro 2と連携して撮影した4K UHD動画も、View NX-iでサポートします。

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