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スポットライトでハロウィンを演出静物・テーブルフォト

今ではハロウィンも日本に定着し楽しまれるイベントになりました。飾りつけやグッズ類はハロウィンならではといった雰囲気がただよい、とてもフォトジェニックな被写体です。そんなハロウィングッズをスポットライトで撮影し、お化けが出てくるようなちょっと怖い雰囲気を演出しました。スピードライトの使い方を応用することで、画像の雰囲気は大きく変化します。

スピードライトの発光部に黒い紙で作った筒状のカバーを取りつけ、拡散する光をピンスポットライトのように集結。高い位置から発光させることでピンスポットライトが当たっているようにしています。
光の当たる部分と影になる部分がはっきりし、かすかに見えるお化けやカボチャで、怖そうな雰囲気を演出することができました。

撮影時のポイント

  • 発光部を覆うように黒い紙で作った筒状のカバーを装着(発光部に紙を直接貼らないよう注意)
  • 見せたい部分に光が当たるよう高い位置から発光
  • 少し赤みのある画像にするためホワイトバランスを晴天日陰に設定
  • グッズを並べる際に隙間を空けず密集させることで華やかさを演出

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
焦点距離:60mm
絞り値:f/5.6
シャッタースピード:1/60秒
ホワイトバランス:晴天日陰
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 200
その他使用機材:スピードライトSB-700、三脚、レフ板、模造紙(黒色)
※カメラ本体の内蔵フラッシュは、発光させずSB-700を発光させるためにトリガー発光させています。

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この被写体の撮影バリエーション

スピードライトの発光部を上に向け、天井バウンスによるシンプルな撮影をしました。ライトの強い光がやわらかくなるので、シャドウ部のディテールが潰れることがありません。シンプルなライティングですが、それぞれ個性的なハロウィングッズをはっきり写すことができます。

グッズがたくさんあれば、それを集めて画になる作品を撮ることができます。ここでもスピードライトを使っていますが、ディフューザーを取りつけ右横から発光させています。
個々のグッズに光の当たる部分と影の部分ができて立体感が出てくるのと同時に、背景が少し暗くなりお化けの怖そうな雰囲気も表現できました。

撮影・解説:斎藤 勝則

この被写体を知る

被写体についての知識や理解を深める。今までとは違う視点で被写体をみて、感じる。被写体を知ることで作品作りがより楽しく豊かなものになるかもしれません。ここではハロウィンについて、ご紹介しています。

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