日常生活の中で直接「火」を使う機会は少なくなってきています。それでも火には色々な所で出会うことがあります。暖かみのあるやさしい火を寒い時期に見直してみましょう。
ビンを入れる小さくかわいらしいカゴが店先にありました。ビンの中の小さなロウソクの火が印象的です。光はロウソクの火の光のみなため、ISO感度を上げて手ブレを防ぎました。単焦点レンズの美しくやわらかな背景のボケをいかしてみました。
レンズ:AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
焦点距離:50mm
絞り値:f/1.8
シャッタースピード:1/640秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 1600
雪上のボンボリの光が雪面に反射して一面明るい橙色に覆われています。広角レンズで画角を広くし、たくさんのボンボリがある様子を表現したロウソクの火です。
生活に直結した究極の火の形が「炉端の火」かもしれません。出会う機会は少なくなったものの、ホッとする安心感があります。
撮影・解説:芳賀 健二