東京都生まれながら、学生時代にハワイへ移住。
そこで兄の影響からサーフィンを始め、以来、海とともに生きてきた眞木勇人。
現在は10年住んだ千葉を離れ、沖縄で波があればサーフィン、なければ素潜りで魚突きをし、
「海人(うみんちゅ)」としても暮らしている。そんな彼がひょんな折に千葉へと戻ってきた。
かつて同じ時間を共有した仲間、佐藤千尋・田中英義の二人と再会を果たし、
サイズこそ小さいながらも形の良い太東の波でサーフィンをしながら、
リラックスタイムを過ごした週末。その模様をD7500で追った。
パプアニューギニア親善大使。
サーファーのみならず、
スピアフィッシャーマン、
ウォーターマン、トラベラー、
ライターなど、さまざまな肩書きを持ち、マルチな才能を発揮
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/250 秒、f/5.6 ●ホワイトバランス: マニュアル 5560k ●ISO 感度:100 ●ピクチャーコントロール: オート
海に着いて初めて波を見る瞬間は、期待に胸が膨らみワクワクするもの。再会を果たした3人もさっそく波チェックへ。波は小さいとは聞いていたものの、その日は確かに小振りながらライトの波が切れていて、形良くブレイクしている。やや黒みがかった雲が多かった夜明けの時間帯から徐々に青空が増えて、太陽が顔を覗かせるようにもなってきた。波チェックの高揚感を表現するために、写真は小さい波ではなく空を広く大胆に写し込んだ。
●レンズ: AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード: マニュアル、1/2000 秒、f/7.1 ●ホワイトバランス: マニュアル 5500k ●ISO 感度: 400 ●ピクチャーコントロール: スタンダード
どの辺りがベストなブレイクをするのか、海に入る前にチェックを重ねる3人。サイズは“セット”でコシの高さと小振りながら、美しくブレイクしている。英義は5’8”のショートボードを脇に抱えて海へ向かっていった。勇人はロングボード、千尋はフィンを外したシングルフィンのボードを手にしている。波に合わせてサーフボードを選べば、波が小さいときでも十分に楽しめる。大事なのはサイズではなく、形なのだ。写真も同じで、波は小さくともブレイクがキレイなら、自然が織りなす造形美を捉えることができる。
●レンズ: AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/800 秒、f/7.1 ●ホワイトバランス: マニュアル 5560k ●ISO 感度:400 ●ピクチャーコントロール: オート
1本目の波をキャッチしたのは勇人。ロングボードで滑らかにテイクオフしたのち、ノーズ付近までウォーキング。すると、沖で“セット”の2本目の波を千尋が捉え、フィンレスボードの特性を生かしてクルリと“サブロク”。一方、英義は一番大きな波をじっと待っている。10分ほどすると、コシくらいのサイズの波がやってきた。それをベストなポジションから乗って、“カットバック”と“リッピング”をしながら最後まで上手に乗り繋いでいく。続いてやってきた波では、勇人と千尋が同時にテイクオフ。波をシェアし、同じ時間を共有する。これだから仲間とのサーフィンは面白い。スマートフォンでは小さくしか映らない距離でも、一眼レフのD7500は望遠レンズが装着できるので、憧れのライディング写真もバッチリだ。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/200 秒、f/7.1 ●ホワイトバランス: マニュアル 6250k ●ISO 感度:800 ●ピクチャーコントロール: オート
いくら小波とはいえ、サーフィンをすればやっぱりお腹は減ってくる。海から上がってきた3人は、近所のスーパーに買い出しに向かって、バーベキューをすることに。スーパーでは地元で採れた名産のハマグリも購入。そして、沖縄ではなかなか味わえない新鮮で大振りなハマグリを一口で頬張った勇人が思わず唸った。「ん〜、美味い!」。こんな状況では自然と話に華が咲くものだ。こぼれる笑顔に釣られ、つい多めにシャッターを押してしまう。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/100 秒、f/6.3 ●ホワイトバランス: マニュアル 5880k ●ISO 感度:400 ●ピクチャーコントロール: オート
ランチ後、潮が上げてくるのを待つ間、気になっていた互いのボードをチェックすることに。現役コンペティターの英義はスタンダードなショートボードを1本、千尋は小波用のトライフィンと1ラウンド目にフィンなしで乗っていたシングルフィンを引っ張り出してきた。勇人はクルマの中に置いたままにしていたお気に入りのツインフィンとフィンレスボードを持ってくる。スペックのこと、パフォーマンスのこと…。そんなサーフボード談義で交わすリラックスした表情を、D7500なら空気ごと写し撮る。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/4000 秒、f/22 ●ホワイトバランス: マニュアル 8330k ●ISO 感度:25600 ●ピクチャーコントロール: オート
夕方近くに2ラウンド目のサーフィンをすることになった3人。相変わらず小振りな波だったが、風が徐々に弱まり、波がまとまってきた。同時に空が焼けていき、鮮やかなオレンジ色に染まってきた。夕暮れ間際になって海から上がってきた千尋と英義に勇人が微笑みかけ、レンズを向ける。千葉での楽しかった週末を締めくくる一枚をカメラに収めた。
レンズの広角側で波チェックに
必要な情報を隈なく撮影
広角をカバーするズームレンズなら、海ならではの広々とした景色をまるごと写しこめる。太陽の光が射し始めた空の様子、雲の細部や、ところどころに見える青空の色、波を待つサーファー、高い空の奥行きまで、天気や波チェックの状況をリアルに残すことができるのも便利だ。
絶えず変化する波の姿を捉える高性能51点AFシステム
高性能な51点AF(オートフォーカス)が、一瞬一瞬変わる波の動きも、自動で追いかけてくれる。連写撮影した写真の一枚も、細部までしっかりピントがあっており、めらめらと捲り上がるような波のリップや白い飛沫まで、美しく写し取ってくれる。
最高約8コマ/秒の高速連続撮影が可能なので、スピーディなサーフィンのライディングでも余すことなく一連のシークエンスとして捉えることができる。ベストなライディングカットを逃さず、自分のライディングがどうだったのか、1つ1つの動作に至るまで細かくチェックすることも可能。
DXフォーマットのフラッグシップ機D500と同じ、有効画素数2088万画素のCMOSセンサーを搭載。ぱっくりと開いたハマグリが泡立つ様子など、まるで目の前にあるかのような臨場感のある表現が可能に。バーベキューを楽しんだときの食べ物の美味しさを、リアルかつ鮮やかに伝えることができる。
NIKKORレンズで、仲間の
いい表情を鮮明にキャッチ
さまざまな被写体に1本で対応できるAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは、背景をぼかして人物を引き立てるポートレート撮影も最適。本来ならそこにいた3人にしかわからないリラックスしたやりとり、仲間の表情を、明るくクリアな写真で見た人に克明に伝えることができる。
常用感度はISO 100から51200まで対応するため、夕暮れ間際の光が少なくなった太東でも、手ブレやノイズを気にすることなく海の様子を鮮明なカラーで表現することができる。こうした何気ない一枚の写真からも、楽しい波乗りをしたあとの幸福感や、仲間と過ごした1日が終わってしまう寂寥感が伝わってくる。
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