2016年8月に始動したウェブメディア『docdog』に立ち上げから編集長としてかかわり、
犬と人間が楽しみつつお互いがより快適に暮らすためにはどんなことができるのか、日々考え実践している前島大介さん。
この週末は、本場イギリスでトレーニングを学び、2016年春に帰国したばかりの憧れの
ドッグトレーナー・磯野麻衣子さんの指南で、
狩猟をベースにしたドッグスポーツ“ガンドッグ”に挑戦することに。
まるで人間と接するように3頭の愛犬と接する磯野さんを見て、
「ガンドッグには人と犬が快適に暮らすためのヒントがあると思うんですよね」と前島さん。
愛犬モーフと一緒にガンドッグを楽しみつつも、日本における
ガンドッグの第一人者である磯野さん&愛犬3頭に学ぶ貴重な時間を、D7500で写真に収めていった。
獣医師監修のもと、犬の靴・靴下を
専門に販売するメディア型ECサイト
『docdog』編集長。
愛犬はオーストラリアン・
ラブラドゥードルのモーフ
(1歳、オス)。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/5000 秒、f/6.3 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:400 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
「ガンドッグトレーニングを始める前に、まずはモーフ君がオモチャに興味があるかが大切ですね」という磯野さんの言葉に、「それなら自信あります!」と前島さん。「モーフ、いくぞ!」とディスクを草原に向かって投げると、モーフは一目散にディスクに向かって走っていき、ちゃんとくわえて戻ってきた。「こうやって愛犬が一生懸命走ってくる姿は、やっぱり犬と同じ目線か、それより低いアングルから撮りたくなりますよね」と前島さん。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:マニュアル、1/2000 秒、f/10 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:1600 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
「じゃあ、まずは愛犬たちと一緒に、ガンドッグの見本を見せますね」と磯野さん。獲物代わりのダミーと呼ばれるオモチャを離れた場所に置き、「パフィン、Get on!」と指示を出すと、指示を出された1頭だけがダミーに向かって猛スピードで走っていく。「すごい!カッコイイ!」と大興奮しながら、磯野さんと犬たちの勇姿を写真に収める前島さん。構図の中のベストポジションを犬が通るのは一瞬だが、広角レンズで連写機能を使うことで、犬がこちらに向かって走ってくる瞬間を迫力満点にとらえることができたようだ。
●レンズ: AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/8000 秒、f/3.5 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:400 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
いよいよモーフがガンドッグに挑戦してみることに! 「モーフ君はモッテコイができるので、私が投下したオモチャを取りに行く練習から始めましょう」と磯野さん。大好きなボールを見ると、途端に目が真剣になったモーフに、「こんな表情もいいなぁ」と前島さんは再びシャッターを切る。犬の表情を撮影する場合、いちばん前に出ている鼻の部分にピントが合ってしまいやすいが、今回はしっかりと目にピントを合わせることができた。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/60 秒、f/11 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:250 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
「あの、ちょっと試してみたいことがあるんだけど、いいですか?」と、突然切り出す前島さん。「一度流し撮りをしてみたいんですよね」。そこで、日陰に移動し、磯野さんに指示を出してもらって、ベリーの走る姿を撮らせてもらうことに。「ベリー、カム!」の指示で、走るベリーの速度に合わせてカメラを動かし、ピントはベリーに合いながらも、背景の緑は流れている写真を撮ることに成功!「やっぱりこれだけ連写が早いと、タイミングを気にせず撮れますね!」
●レンズ: AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/2500 秒、f/6.3 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:800 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
「そろそろ犬たちも疲れてきたみたいだし、お茶にしましょうか」と、用意してきたテーブルやイスをセット。磯野さんが愛犬用のラグを出すと、犬たちはさっそくその上でのんびりリラックスし始めた。「今日磯野さんたちを見ていて思ったんですけど、ガンドッグって競技を目的として楽しむのもいいけど、犬たちといい関係を築くための手段としてとらえるのもアリなんじゃないかなって」と前島さんが言うと、「そうそう、ガンドッグって家庭犬として必要なトレーニングの要素がいっぱい詰まってるんです」と磯野さん。話す間も、前島さんはくつろぐ犬たちの姿に、ついついカメラを向けずにいられない。
●レンズ: AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/320 秒、f/8 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:1600 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
「最後にもう一つお願いがあるんですけど……、ベスパ、ベリー、パフィンと一緒に記念写真を撮らせてもらえませんか?」と、少し言いにくそうに前島さんが言うと、「どうぞどうぞ!」と磯野さん。「やった! 僕も写っちゃおうっと(笑)」と嬉しそうな前島さんと犬たち4頭を、磯野さんがパチリ。画像をスマホに自動転送していた前島さんは、「SNSにもアップしちゃおう」。「この写真、私ももらっていいですか?」という磯野さんにもその場ですぐにシェア。
●レンズ: AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR ●画質モード: 14ビット RAW(NEF)
●撮影モード:絞り優先オート、1/1250 秒、f/6.3 ●ホワイトバランス: 晴天 ●ISO 感度:3200 ●ピクチャーコントロール: ニュートラル
少しずつ日が暮れてきて、そろそろ撤収の時間。「モーフ、今日は楽しかったなぁ。僕らも磯野さんたちみたいになれるように、がんばろうな」と、モーフに話しかける前島さんを、磯野さんがこっそり激写。「おふたり、めっちゃラブラブですね(笑)!その調子でガンドッグもまた練習しましょうね!」と言う磯野さんに、「ぜひ!」と照れ笑いする前島さん。こんな日没後の暗いシーンでも、この時間帯ならではの独特の雰囲気を表現することができた。
D7500は薄型で大きな3.2型モニターを採用、しかも2軸チルト機構で画面を傾けて確認できるので、愛犬が魅力的に見えるアングルを自在に探すことができる。低めのアングルから撮りたいときも、地面にべったり這いつくばる必要がない。さらに、タッチパネル式だからワンタッチでピントを合わせたり、シャッターを切ったりもでき、撮りたい瞬間、撮りたい箇所を逃さずとらえられるのも嬉しい。
連写性能と動体追従性の高さは
ドッグスポーツ撮影に最適
DXフォーマットのフラッグシップ機D500と同じ高性能画像処理エンジンEXPEED 5を採用し、最高約8コマ/秒の高速連続撮影を実現。さらに、高速で動く被写体を5点のポイントで追い、最適なピント位置を割り出して合わせてくれるAF(オートフォーカス)機能も搭載。動きの予測しにくいスポーツ中の犬へのピント合わせもバッチリ。
AF(オートフォーカス)ポイントが少ないと、せっかく構図を決めてカメラの位置を定めても、ピント合わせのために再度カメラを動かさなければならない。その点、AFポイントが51点と多いD7500なら、三脚を立てるなどして構図を決めた後でも、カメラを動かすことなく、被写体の狙い通りの位置にピントを合わせることができる。また、光の少ないシーンでもより確実なAFを実現しているのも魅力的だ。
手ブレ補正の優秀さと機動性の
高さが、流し撮りのカギ
最高約8コマ/秒の高速連続撮影ができることに加えて、レンズについている手ブレ補正機能「VR」(Vibration Reduction)を使用することで、シャッタースピードを遅くして撮影しやすくなるため、流し撮りがキマりやすい。また、ボディーは軽量・薄型で、グリップが深いので握りやすく、さっと構えて、被写体を追いやすいこともポイントだ。
アクティブ D-ライティング機能で、
逆光でも安心
毛色の明るい犬と暗い犬を同時に撮ると、どちらかが白飛びしたり、黒つぶれしたりしやすい。ところが、D7500ではアクティブD-ライティングが機能し、逆光時の撮影などで白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目ままに明るさを再現してくれる。
専用アプリ「SnapBridge」を
使って、すぐにシェア
カメラで撮影した画像をすぐにスマートフォンやタブレットに転送できるニコンの画像共有アプリ「SnapBridge」。端末にアプリをインストールして一度ペアリング設定をすれば、カメラとスマートフォンをBluetooth®で常時接続し、撮った写真を自動転送してくれるので、仲間へのシェアやSNSへの投稿も簡単だ。
驚きのISO 51200で、光の少ない場所での撮影もこわくない
日の出前・日没後の暗い時間帯や、室内などの暗い場所で動き回る犬をぶらさずに撮るには、高感度での撮影が欠かせない。ところが、感度を上げるとノイズが発生してしまう—という今までのジレンマを解決。ISO 51200まで使用してもノイズが低減されるため、暗い場所での撮影も安心して行える。
推奨環境
ブラウザー
Windows
Microsoft Internet Explorer 11以上
Microsoft Edge
Google Chrome 最新版
Mozilla Firefox 最新版
Mac
Apple Safari 最新版
Google Chrome 最新版
Mozilla Firefox 最新版
モニター
1024px × 768px以上の解像度
推奨環境
Android Android OS 4.4 以降
iPhone iOS 9 以降