撮った写真を見返すと、どうも写真が傾いていて、なんだか気持ちが悪い…そんな経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。
とくに水平線が美しい海の風景や、誕生日会や子どもの七五三などの記念日に撮影した写真が傾いていると、モヤモヤ。
そんなときは、カメラのファインダーやモニターに「水準器」を表示することで解決ができます。水平を意識して撮れると、写真や動画がすっきりと整理された印象になるのでおすすめです。
「水準器」をカメラに表示する方法を紹介します。
「水準器」とは、カメラの水平・垂直が保たれているかどうかを確認できるもので、カメラをしっかりと水平に、傾かないように撮影したいときなどに使用します。
ニコンのカメラでは、「水準器」をファインダーやモニターに表示することができます。
カメラの背面にある【DISP】ボタンを1~4回押すと、ファインダーやモニターに水準器が表示されます。
機種にもよりますが、【DISP】ボタンで変更できる表示には「情報表示あり」「シンプル表示」「ヒストグラム」「水準器表示」「インフォ画面」があります。
今どの設定になっているかで、水準器にたどり着くまでの【DISP】ボタンを押す回数は変わってきます。水準器の表示が出るまでボタンを押しましょう。
機種によって水準器の表示は異なります。とはいえ、いずれの場合も水準器の基準となる線(基準線)が緑色になることで、カメラの水平・垂直が保たれていることを知らせてくれます。上の画像の場合では、カメラが水平・垂直に保たれると水準器の基準線が緑色に変わります。下の画像では、水平が保たれると下部の横線が緑色に、垂直が保たれると右の縦の線が緑色になります。