シャッターボタンを半押ししたときに、緑の光が点くことがあります。この光は、暗い場所での撮影時に点くものです。薄暗いレストランで料理を撮ろうとしたら光って周りの人の迷惑になったり、カメラを向けた相手にまぶしさから顔をしかめられてしまったりすること、ありますよね。そんなときは、緑の光が点かない設定にしましょう。
設定の方法を説明します。
(※カメラによって光の色は異なり、赤系のこともあります)
緑の光は、「AF補助光」といいます。
ピントが合いにくい暗所において、シャッターボタンを半押ししてピントが決まるまでの間、カメラが自動的に光を照射してピントを合わせやすくしています。
「AF補助光」という名前の通り、カメラが自動でピントを合わせてくれる「オートフォーカス(AF)」での撮影時に機能します。手動でピントを合わせる「マニュアルフォーカス(MF)」で光ることはありません。
「AF補助光」は、「オートフォーカス(AF)」撮影時でも、設定によって点かないようにすることができます。
【MENU】ボタン→【カスタムメニュー】→【(オート)フォーカス】→【内蔵AF補助光の照射設定】で、【しない】に設定。
これで緑の光、「AF補助光」を点けずに撮影できるようになります。
「AF補助光」がないと、暗所で、とくにピントを合わせたい被写体自体も暗い色をしているときなどは、オートフォーカス(AF)でのピント合わせができなくなる場合もあります。基本は「AF補助光」を【する】に設定しておき、タイミングや状況によって、【しない】に切り替えるのがおすすめです。