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超望遠デジスコーピングガイド

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フィールドに出てみよう!

Go out Into the Field !

撮影アドバイス

  • 野鳥を撮るときには

    野鳥を撮るときには

    野鳥を驚かせず自然な表情を撮影できる方法はいくつかあります。
    いずれも、静かにそっと撮影がコツです。

    • 鳥の行動パターンがわかるようになったら、鳥がやってくるであろう場所で待ってみましょう。
      鳥に与えるストレスも少なく、アップで撮影ができる可能性も大きくなります。
      向こうから近づいてくる、人慣れした鳥に遭遇することもあるかもしれません。
    • 鳥がいる場所を探して移動しながら撮影する場合は、急激に近づいて驚かさないよう注意。
      静かに、少しずつ近づきましょう。
    • 鳥のさえずりなどを手がかりに鳥の居場所を探すこともできます。
      このときも、見つけたら、一気に近づかず、様子を見ながら少しずつ近づきましょう。
  • 順光で撮影しましょう

    一般的に、順光(背中に陽を受けて)で撮影すると、良い結果が得られます。

  • 低倍率から始めましょう

    低倍率の接眼レンズを使い、カメラのズームも広角側から中間域で撮影すると、失敗は少ないでしょう。
    鳥までの距離が近ければ、アップでの撮影もできます。まずは、この組合せで撮影し、成功カットを増やしていきましょう。

  • もっとアップで撮影したい時は、接眼レンズを高倍率に

    大きくアップで撮影したい時は、カメラのズームを望遠側にするより、接眼レンズの倍率を上げて、デジタルカメラのズーム倍率を低め(広角から中間)にすると、成功率は高くなります。(カメラのズームの広角側ではケラレが生じることがありますので、ご注意ください)

  • 構図の工夫を

    もちろん、被写体を真ん中においてもいいのですが、被写体の前方(口ばしの先)に空間を作ると、ゆったりとした構図になります。
    また、アップだけでなく、カメラのズームを少し広角側に引いて、被写体の周囲のきれいな自然の風景を背景に入れて撮影するのも趣があります。

    • 構図の工夫を 被写体の前方(口ばしの先)に空間を作ると、ゆったりとした構図に
    • 構図の工夫を
    • 構図の工夫を 被写体の周囲のきれいな自然の風景を背景に入れて撮影するのも趣があります。
  • 背景も工夫

    背景も工夫

    鳥の綺麗な色を出すためには、背景を被写体より少し暗めにすると効果的です。
    日陰にいる鳥を狙う方が、発色のよい写真が撮れる可能性が高くなります。
    空が背景になる場合、背景が被写体より明るくなってしまうので、露出補正(プラス方向)が必要になります。
    撮影したら、すぐに再生、確認し、必要に応じて更に露出補正、再度撮影しましょう。

  • 連写機能を利用しましょう

    ちょこちょこ動いている鳥も、連写機能を使って根気強く撮影すれば、最高の瞬間を撮れるかもしれません。

    • 特別な照準器がなくても、フィールドスコープの照準線を利用して被写体を視野にいれる方法もあります。
  • 使用説明書を持参する

    機材(特にカメラ)の操作に慣れるまでは、使用説明書を持参すると、設定や操作に迷ったときも安心です。

ブレ対策をしよう

  • 超望遠撮影になるため、少しのブレも撮影結果に大きな影響を及ぼします。そのために、機材が安定するしっかりした三脚や雲台は欠かせません。
    被写体が動いてしまうブレは防ぎようがありませんが、機材の振動によるブレは機材選びで防ぐことができるのです。
    被写体のブレは、連写機能を利用して、たくさんのカットを撮ることで対処し、成功カットを手に入れましょう。

    • ブレ対策をしよう

      被写体のブレ

      撮影の瞬間、カワセミが頭を動かしてしまった例。
    • ブレ対策をしよう

      機材の振動によるブレ

      シャッターを切る時、力が入ってしまい機材が揺れてしまった例。

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