デジタルカメラで撮影した写真の場合は特に、ついついデータのままためておきがちではありませんか? みんなで思い出をふり返るなら写真をアルバムとしてまとめておくのがおすすめです。写真がいっそう引き立つ写真レイアウトのコツを知って、みんながもっと楽しめるアルバムを作ってみませんか?
写真は大きく分けて、写真を見る人の視線を誘導する「向きがある写真」と、視線を留める「向きがない写真」の2つがあります。この2つの性質を活かしながら写真をレイアウトしていくと、よりバランスよくまとめることができます。
1、「向きがある写真」
「向きがある写真」とは、被写体の向きや動きなどで写真を見た人の視線を誘導する写真のことです。「向きがある写真」は並べ方によっては違和感が出るため、注意が必要です。また、写真の向きが外側に向いていると広がり感を与え、内側に向いていると視線を中央に集める効果があります。
2、「向きがない写真」
「向きがない写真」とは被写体を正面から撮ったり、日の丸構図やシンメトリー構図で撮ったりして、写真を見た人の視線を被写体に留めさせる写真のことです。「向きがない写真」は、アルバムの表紙に使ったり、複数の写真をレイアウトする際に真ん中に配置したりするのに向いています。
「向きがある写真」と「向きがない写真」を理解したところで早速、写真をアルバムに並べてみましょう。レイアウトするときは、あまり難しく考えず、「収まりがいいな」、「なんだかしっくりこないな」といった感覚で配置していきましょう。うまくレイアウトできない場合は写真を選び直したり入れ替えたりしながら、「いいな」と感じるレイアウトを探してみましょう。
見開き単位で考える
アルバムのレイアウトは見開き単位で考えるのが基本です。左右のページの写真の向き、色のバランスなどを意識して写真を選びましょう。
アルバムを制作するときに、そのアルバムの「テーマ」を作っておくとまとまりのよい内容になります。ここではアルバムに向いているテーマのヒントをご紹介します。
まとめかたの基本では「写真のある生活」のための第一歩となる写真の整理方法をはじめ、プリントのコツ、写真の飾りかたからアルバムやフォト雑貨を作るうえで大切な基本となる知識などをわかりやすくご紹介します。
かわいくすてきに撮れた写真。プリントして部屋に飾ったり、アルバムにまとめたり、持ち歩いたり、プリントした写真を生活の中に取り入れ、写真をもっと楽しむアイデアをご紹介します。
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