思い出がたくさんつまった写真をアルバムにまとめたりお部屋に飾ったりして、写真のある生活を楽しんでいる方も多くいるのではないでしょうか。
たくさんの写真の中からまとめる写真を選んでいく作業は楽しくもありますが、ときにはどれを選んだらいいのか悩んでしまうこともありますね。そこで今回はまとめて見たときによりセンスよく見える「写真選び」のポイントをお伝えします!
1、テーマに沿って候補写真を選ぶ
何も考えずにお気に入りの写真だけを選んでまとめてしまうと、雑多な印象を与えてしまうことがあります。そこでまず写真を選ぶ前に、まとめるテーマを大まかに決めましょう。テーマというと難しそうに思えますが、被写体やイベント、場所、日時など、自分がまとめたいテーマから考えると選びやすくなります。
被写体をテーマに候補を絞る
「子ども」、「ペット」、「花」など、ひとつの被写体をテーマに写真をまとめてみましょう。候補写真の段階では枚数は多くてもかまいません。こちらは「子どもの日常」をテーマに候補写真を選びました。
イベントをテーマに候補を絞る
「旅行」、「誕生日」、「クリスマス」など、イベントをテーマにまとめることもできます。こちらの写真は、横浜山手に旅したときの写真を使って候補写真を選びました。
色をテーマに候補を絞る
テーマとなる色を決め、その色調が入っている写真をピックアップすると全体にまとまりが生まれます。こちらは横浜山手に旅したときの写真の中から、「ピンクと緑」をテーマに候補写真を選びました。
季節をテーマに候補を絞る
部屋のインテリアに季節感を取り入れたいなら、季節をテーマにまとめるのがおすすめです。こちらの写真は「夏」をテーマに候補写真を選びました。
2、使用する写真を選ぶ
候補写真を選んだら、実際に使用するアルバムや飾る額の枚数に合わせ、構成を考えながら使う写真を選んでいきます。ここでは3つの写真の選びかたをご紹介します。
時系列で選ぶ
時系列で起承転結の物語を作るように選びます。こちらは「旅行」をテーマに左から、出発の空港の写真からはじまり(起)、めぐった観光地の写真を並べ(承)、ひと休みをしたカフェの写真(転)、1日の終わりの夜景の写真(結)という流れで写真を選びました。
類似の被写体で選ぶ
似たような形や色の被写体で選びます。こちらは横浜山手を旅した写真の中から「バラ」をモチーフに、庭で咲くバラ、室内に飾られたバラ、バラのティーカップ、バラのドアプレートの写真を選びました。バラのモチーフでも、屋外、室内、描かれたものなどバリエーションを増やすと、画に変化が生まれ見ていて飽きません。
主役の写真に合わせて選ぶ
最初に主役にしたいお気に入りの写真を決め、その写真の見栄えがよくなるように他の写真を選びます。こちらは横浜山手の旅で撮ったピンクの靴の写真を主役にし、それに合わせ色や写真の向きを考えながら、その日にめぐったバラや洋館、公園の写真を選びました。
写真を選んだらまとめて、飾って、生活の中に写真を取り入れてすてきな写真ライフを楽しみましょう。ここでは、代表的な写真の楽しみかたをご紹介します。
アルバムでまとめる
市販のアルバムにまとめるだけでなく、のりで貼り付けたスクラップブキッキング、蛇腹状の紙に1ページ1枚貼るアコーディオンブック、手のひらサイズの豆本などもアルバムの仲間です。たくさんの写真を一度にまとめられるだけでなく、チケットやメモなど写真以外の思い出も一緒に並べられます。
額や写真立てで飾る
自分が撮った写真を額に納めて飾ると、写真がおめかしされたようにどこか雰囲気が変わって見えるから不思議です。サイズやデザイン、壁掛けタイプや立てかけるものなどさまざまな種類から写真に合ったものを見つけるのも楽しいものです。
ピンナップで飾る
壁やコルクボードに画びょうなどのピンで写真を留めるだけ。飾りピンを使って写真を留めれば、おしゃれな印象にもなります。簡単な飾りかたで写真も気軽に替えることができますが、写真に穴があいてしまうので、穴があいてもよい写真を選びましょう。
ガーランドで飾る
紐とクリップがあれば写真ガーランドのできあがり。気軽に写真を変えられるだけでなく写真に穴もあきません。ただし、紐からクリップで吊るすだけなので、複雑なレイアウトの飾りかたはできません。
まとめかたの基本では「写真のある生活」のための第一歩となる写真の整理方法をはじめ、プリントのコツ、写真の飾りかたからアルバムやフォト雑貨を作るうえで大切な基本となる知識などをわかりやすくご紹介します。
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