道の事情と人の暮らし
美容パック
日焼け防止や美白のために、木の根っこなどで作った粉を顔に塗っている女性が多い。
マダガスカルはとても広く、都会の便利な暮らしから超素朴なそれまで、場所により実にさまざまだ。特に南西の海岸線にはしっかりとした道が通ってないこともあり、昔のままの生活がそのまま残っている。そもそも外国人旅行者自体が珍しいらしく、面白がられたり、怖がられたりと、ちょっとエイリアンになった気分も味わった。ものを運んだり人が移動できたりすることが、どんなに人の生活を変え世界を変えるのかを、改めて感じた貴重な旅でもあった。
貴重な水場
洗濯、水汲み場、牛の沐浴や水分補給など、水道が普及していないマダガスカルでは、水場は貴重だ。
天然物干し場
物干し場は要らない。ビーチに広げておくだけで、洗濯物はすぐに乾くのだ。
珍しいサンドイッチ
僕の食べるサンドイッチを珍しそうに見つめる子供たち。あまりに食べてみたそうだったのであげたのだが、みんなちょっと怖がっている様子だった。ガイドが、何か別のものの肉が挟んである、とからかったらしかった。
ニワトリ
荷台の内側と外側にめいっぱいニワトリを吊るして走る三輪車。ニワトリはもちろんみんな生きたまま。
運べることの大事さ
とにかく積めるものにはとことん積んで運ぶ。重いものをたくさん遠くまで運べること、それがとても貴重。
人海戦術フェリー
フェリーが壊れたままだとかで、車を筏に載せて、なんと人間が引っぱって川を渡していた。さすが重労働とみえ、引っぱる人たちはみんな筋肉隆々だった。