素朴に生きる人々と、
無心に暮らす動物たち
マダガスカルの村々の生活は、どこもとても素朴だった。電気やガス、水道などといったものも通っていない場所が多く、シンプルに、エコ的に暮らしている様子だった。しかし生活が貧しいとなおのこと人間の営みが森を侵食してしまうため、動物たちの生息域を守るのもなかなか難しい状況とのことだった。絶滅に瀕した動物たちの、ただただ無心に生きている健気な姿が心に沁みる撮影となった。
森の中では思ったような動きができない場合が多いけれど、モニターをチルトして自由なアングルで撮影できるZ 7が、小さなボディーで大きな威力を発揮してくれた。
炭での煮焼き
木の枝から炭を作ったもので煮焼きして調理。
ペットボトル
空のペットボトルも貴重。お店で売っていた。
ソーラーパネル
電気が通っていないので、小さなソーラーパネルで携帯などを充電する。
カヌーに乗って
カメラにタオルをかけ、雨の中、カヌーに乗って撮影。
ボートで移動
まだ薄暗い早朝に、ボートで移動しながらサンドイッチをかじる。
天然の紐
必要なくなった雨合羽を、草で紐を作って縛る現地のガイドさん
呼応
ガイドさんがキツネザルに声をかけると、呼応してくる。テリトリーを主張しているのか。