触るように感じてほしい
ベネズエラの水辺の生き物それぞれには個性があり、顔も形もとてもユニークだった。そんなさまざまな生き物を、その動物の特徴や毛並み、体の質感などをまるで手で触っているかのように感じてもらえたら、と思いながら撮影した。
今回、逆光、日陰、高コントラストなど、いろんな条件で撮影したが、高精細なD850は、どんな光でも、毛並み一本一本まで、そして皮膚の細かい皺々までしっかり描写してくれるので、とても有難かった。D850による撮影の感触は、デジタル撮影というよりも、何となくアナログ的な感覚で撮れるから不思議だ。
水際にはもちろん人間も暮らしている。カピバラやワニや鳥たちだけでなく、僕ら人間を含む動植物はみな、この水の惑星の住人なのだと、あらためて感じた。
アナコンダ
湿原に隠れていた4メートルほどのアナコンダ。まだまだ大きいのがいるのだそうだ。
ピラニア
現地の人が釣ったピラニアを見せてくれた。やはり歯が鋭くとがっている。
水辺の家
現地の人も、やはりこの水に頼って生きているのだ。
小舟
子どもが、ポリタンクのようなもので小舟を作り、遊んでいた。
人懐っこいポニー(2枚組)
そんなに近くに来たら撮れないよ~。