“大いなる水”に包まれて
イグアスは世界一の瀑布だけあって水の量や勢いが凄まじかったが、それと比例して、水しぶきの量も、もの凄かった。カメラはタオルで巻いたりクーラーボックスに入れたりして水から守ったのだけれど、撮影の時には少なくともレンズ表面はむき出しにしなければならない。体はいくら濡れてもいいけれど、レンズに水滴が付いてしまうとどうにもならないので、拭いては撮り、拭いては撮り、という具合に根気強く撮影した。自分自身は水に濡れれば濡れるほど、イグアスとの一体感を感じることができたが、撮影機材には過酷な状況だっただろう。Z 7やD5、そしてニッコールレンズたちは、本当によく頑張ってくれた。
3国の国境
イグアス川は少し下流でパラナ川に合流し、ここで3つの国が川を隔てて接する。右上がブラジル、左上がパラグアイ、そして手前がアルゼンチン。
滝つぼ体験
滝の真下まで行くボートツアーでは、合羽があってもまるで役に立たない。
レンズに水滴が!
長時間露光中、水しぶきがレンズに付着してしまった…。
展望台から
イグアスの滝は大観光地なので、展望台がしっかりと作ってあり撮影しやすい。
Photo by Tsutomu Asaba
ハナグマ
展望台をうろついていたハナグマ。カメラバッグの向こうから、食べ物がないかとこちらを覗き込む。