手ブレによるファインダー内の視界の揺れを低減し、さらに照射するレーザー光のブレも同時に補正。ピンフラッグなどの小さなターゲットも素早くとらえて、レーザー光を狙ったポイントに簡単に当てられます。手ブレ補正技術と高度な測距技術を融合したニコン独自の技術です。
競技で使える「Dモード(直線距離のみを表示)」と、ID Technologyを搭載し起伏のあるコースで高低差をふまえ打つべき距離の目安も表示する「Gモード(直線距離に加え、水平距離±高さである加減算距離を表示)」の2つの測定モードを搭載。MODEボタンをワンプッシュするだけで、2つのモードを簡単に切り替え可能です。
Dモード(直線距離)に設定すると直線モードサインが点滅。外観から傾斜機能を使用していないことが証明できるため競技でも安心して使えます。
目標物の距離に関わらず約0.3秒で測定結果を表示する「HYPER READ」を搭載しています。
測定した距離が"ピンフラッグ"か"奥の林"か分かりにくいシーンでも、LOCKED ON機能があれば安心。ピンフラッグの距離を測定するとサークルが点灯する為、ピンフラッグを測定できたことが一目で分かります。
ID TECHNOLOGY搭載モデルなら、"打ち上げ"や"打ち下ろし"のコースの勾配を読み取り、打つべき距離の目安(加減算距離=水平距離±高さ)を表示します。距離感のつかみにくい起伏のあるコースでも、高低差を読み間違えることなく、クラブ選択に迷いません。
「近距離優先アルゴリズム」を搭載することで、レーザーが複数の目標物に当たった場合、最も近い距離を表示させます。アプローチショットでピンフラッグを狙う際に、手前にあるピンフラッグまでの距離測定が容易です。
照射される赤外線レーザーは、IECクラス1Mの規格に適合、安全性を重視しています。
8~1,200yd.(7.5~1,090m)までの測定ができ、0.5m/yd.刻みでの表示が可能です。
ボタンを押し続けることで、約8秒間目標物を連続的に測距することができ、測定結果を連続的に表示します。STABILIZED (手ブレ補正)機能と連続測定機能を併用することにより、更に手ブレの影響を軽減し、目標物の測距のし易さを向上させることが可能です。
多層膜コーティングを施した6倍のファインダーにより、明るくクリアーな視界を実現しています。また、大きな接眼レンズ径によりのぞきやすく、ロングアイレリーフ設計のため、眼鏡を掛けたままでも見やすく広い視界が得られます。
コンパクトで握りやすさを追求したボディー設計となっています。
JIS/IEC保護等級4(IPX4)相当(ニコンビジョンの試験条件による)の生活防水構造により、雨に濡れても内部に水が浸入することを防ぎます。