TopEye賞 | |
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準TopEye賞 | |
入選 | |
佳作 | |
準佳作 |
自然体の表情をとらえた「記憶の記録」
今回も個性豊かでたくさんの力作に巡り会え、本当に楽しい審査となりました。作品のスタイルは例年以上にバラエティに富んでいた印象ですが、多くに共通して感じたのは自然体の表情です。写真は作り込む面白さもありますが、やはりその世代、時代の人々の活き活きした自然な姿は、その時にしか写せない貴重な「記憶の記録」になります。そこには撮影者、高校生としての若くのびのびとした目線、思いも同時に刻まれているのを感じることができるのです。もちろん結果に順位は付きますが、どれも同等に印象に残る素晴らしい作品だったと思います。
撮った回数、かけた時間の分だけ写真は強くなる
年1回、年度末の開催なので、応募作には皆さんが1年間どれだけ練習し、時間をかけたかが顕著に表れます。スポーツは試合すればするほど強くなると言われますが、写真も撮れば撮るほど、そして人に見せれば見せるほど経験値が上がり、強度が増します。惜しくも選に漏れた人は、ぜひ入賞者の写真や他のコンテストの作品をたくさん見てください。入賞者の作品は、「写真は写る」という喜びを重ねた先にある「創作」の楽しみを発見した結果だと思います。フレッシュな気持ちを忘れず、写真を自分の好きなものを探すツールとしてください。