TopEye賞 | |
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準TopEye賞 | |
入選 | |
佳作 |
作品に、予定調和を崩す「プラスアルファ」を
今回、トップアイ賞に選ばせていただいたのは「世界名画紀行」という作品です。多くのキャストが登場します。一枚一枚が独立した写真でありながら、裏テーマが存在します。隣県との戦いといった斬新なものです。アイデアはすごくいいのにクオリティが伴わないといったことが起きがちですが、見事にクリアしています。チームワークが生んだ作品ともいえます。それに対して準トップアイ賞の作品は対照的です。家族を撮影していますが、それでいてどこか「虚」を感じさせます。「実」のなかに漂うそれです。感覚的で、微妙なニュアンスが見事に表現されています。どちらの作品にも共通しているのは、プラスアルファの存在です。予定調和を崩し、力となるのでしょう。