国際展は「アジアの写真家たち2019パキスタン」はHoly Land of Ancient Civilization Pakistan(古代文明の聖地パキスタン)と題して南アジアの国パキスタンイスラム共和国、通称パキスタン(イギリス連邦加盟国)を取り上げます。1947年に英領インドより独立し、首都はイスラマバードですが、世界最大のイスラム都市でパキスタンにおける商業・金融の中心地でもあるカラチを有しています。同国の面積は80万K㎡で日本の約2倍、東はインド、北東は中国、北西はアフガニスタン、西はイラン、南はインド洋に面します。人口は2億を超え国土の中心部を流れるインダス川の流域に国民の75%以上が住み、人口増加が著しい国の一つです。古代にはインダス川の恵みを受け肥沃な大地にインダス文明が興り、またシルクロードを使った交易が盛んに行われ、多様な民族や文化が交流してきました。また北部にはヒンドゥクシュ山脈、カラコルム山脈、ヒマラヤ山脈が連なり、世界第2位を誇る「K2」がそびえています。
春には杏の花に彩られる「桃源郷」フンザ、インダス文明の遺跡モヘンジョダロやハラッパ、ガンダーラ美術と仏教文化が栄えたタキシラやペシャワール、自然、文化、歴史などあらゆる魅力がつまった国です。写真の分野では今回、写真文化の普及、発展に努めています政府公認の同国を代表するパキスタン写真協会を窓口に16名の写真家による同国の風物、伝統文化、人々の暮らしぶりの写真を4カ所のギャラリーで展示します。ニコンプラザ新宿 THE GALLERY1では5名のパキスタンの写真展を開催いたします。
・Arshad Ghauri (アルシャド・ガウリ)
・Kashif Minhas (カシフ・ミニャス)
・Muhammad Asif Sherazi (ムハンマド・アシフ・セラジ)
・Nadeem Khawar (ナディーム・カワル)
・Noor Hussain (ヌール・フセイン)