海岸とは私たちの周りにわずかに残された、地球の素肌と触れあえる場所だと思う。
白い砂浜と淡路島の山並みを望む、明石市中部の海岸を舞台に、小さな主役たちの登場です。
2000年夏に孵化直後のアカウミガメが、子等により放流されるのを見てから、海と人を撮り始めて、今回は子供たちを中心に物語を綴りました。
おだやかな春、きらめきの夏、台風シーズンや北西の季節風に荒れる冬、日々表情を変える海岸で過ごす日々が、彼らの成長の糧となるよう願っています。
モデルになっていただいた皆さん、快くご協力いただいた親御さん達に感謝申し上げます。
少し前に子供だった方、ずっと以前に子供だった方、子供の頃を思い出せない方も、あの頃のあなたに会えるかも知れません。(杉江 輝美)
大阪府生まれ
1995年 1月 阪神淡路大震災8日前の地震雲 撮影
2008年10月 個展「こざる物語」 ニコンサロンbis大阪
2009年 5月 個展「こざる物語」 ニコンサロンbis新宿
2011年11月 第59回ニッコールフォトコンテスト 第1部ニッコール大賞 長岡賞
所属写真クラブ:
神戸光影会、写団ひまわり、ニッコールクラブ阪神支部