日本カメラフォトコンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(1951年に月刊化)における、誌上月例写真コンテストがはじまりで、50年以上の歴史を有します。著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞(ビギナーズは年間優秀作品賞)を競うところに特長があります。
部門は「モノクロプリント」「カラープリント」「ビギナーズ」「WEBの部」「学生の部」の5部門で、各部の応募点数は相当数に達し、「モノクロプリント」「カラープリント」は、年間平均して入賞しなければ年度賞上位には入れません。したがって入賞作品のレベルは高く、日本のアマチュア写真界のトップレベルにあります。
2017年度の審査には、モノクロプリントの部=鬼海弘雄、カラープリントの部=大和田 良、ビギナーズの部=中西祐介,WEBの部=横木安良夫、学生の部=小澤太一の5氏の先生方が当たり、総応募点数は総応募点数は5万5千点にのぼります。
今回展示の作品は、各部門の代表作品で、応募時のオリジナルのままで展示しております。
1948年(昭和23年)7月7日、東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊『アマチュア写真叢書』創刊。1951年3月『アマチュア写真叢書』を『日本カメラ』に改題。1951年7月月刊とする。
'71年港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。
2018年の今年、創刊70周年を迎える。“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。 現在月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、写真の教室、写真集、単行本などを出版。