通称「YPC」は、読売写真クラブのローマ字表記「YOMIURI PHOTO CLUB」の頭文字をとったもので、読売新聞社がバックアップし、各地の写真愛好家によってつくられたクラブである。
83年に東京本社管内の栃木県宇都宮市に設立されて以来、北は北海道から、南は鹿児島県までの38クラブ、会員数約5000人までに広がっている。大阪本社管内(YPC西日本)でも、近畿2府4県と中四国地方に設立、各クラブとも順調に会員数を伸ばしている。
各YPCの運営や活動は、会員の創意により自主的に行うことが基本で、月例会、研究会、写真講座、撮影会、写真コンテストなどの催しを行っており、月例会での審査結果、優秀作品は、読売新聞紙上や読売写真クラブ会報などに掲載している。また、YPCごとに独自の写真展を開催、読売写真大賞事務局のホームページでは、全国の各YPCの活動などを紹介している。
本写真展は、YPC西日本の会員作品から選ばれた90点を展示する。近畿2府4県のYPC(大阪、京都、神戸、奈良、滋賀、和歌山)に加え、中四国地方の岡山、広島、山陰(鳥取県)、愛媛、高知のYPCからも作品が出展され、大阪本社管内11 YPCが一堂に会した写真展となる。
読売新聞社がバックアップし、全国各地の写真愛好家によってつくられたクラブ。83年に栃木県宇都宮市に設立。現在は、北海道から鹿児島県まで39クラブ、会員数約6,000人までに広がっている。