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深澤 武 写真展奄美・琉球

会期

2018年7月25日(水) 〜 2018年8月 7日(火) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

2018年8月30日(木) 〜 2018年9月12日(水) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)、この4地域は生物多様性や特異な生態系が評価され、世界自然遺産に推薦されています。鹿児島の南に連なる琉球弧と呼ばれる島々の一部です。世界有数の暖流である黒潮が流れ、また北太平洋西部の亜熱帯性高気圧により、温暖・多湿な亜熱帯性気候に属しています。かつて大陸と陸続きだった頃は共通の生物が生息していましたが、海水面変化により大陸からの分離が進むにつれ、アマミノクロウサギやケナガネズミ、イリオモテヤマネコ、ルリカケス、ヤンバルクイナ、ノグチゲラなど、現在では多くの固有種や希少種が生息・生育しています。また亜熱帯林から有機物や栄養塩類が河川を通して海へ流れ、マングローブ、干潟、サンゴ礁などを育んでおり、陸と海とが一体となった島嶼生態系が見られます。南国らしい風景と共にこの地で育まれてきた生き物たちの姿をお楽しみください。(深澤 武)

プロフィール

深澤 武(フカザワ タケシ)

1974年埼玉県生まれ
東京理科大学工学部電気工学科卒。風景写真家
ドラマ「ちゅらさん」をきっかけに沖縄・八重山諸島を訪れ、南の島の魅力を知る。最近は奄美群島や琉球諸島など、琉球弧の島々へフィールドを広げ、「黒潮に育まれた生命(いのち)」をテーマに風景や生物の撮影を続けている。
「ニッポンの桜100選」(学研プラス)、「厳選日本の紅葉」(学研プラス)、「沖縄・八重山諸島」(青菁社)など著書多数
2018年6月、写真集「奄美・琉球」(青菁社)を上梓予定
公益社団法人日本写真家協会会員

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