2010年10月28日
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)のFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応大口径広角レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」が「photokina STAR 2010 Award」を受賞しました。
「photokina STAR 2010 Award」とは、ドイツの写真関連専門誌「PHOTO PRESSE」と「digit!」によって与えられる賞で、今回はフォトキナに出展されたすべての製品およびコンセプトの中から、革新的な特徴、最先端テクノロジーによって最も注目を集めた12製品・サービスが選出されました。
今回受賞した「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」は、プロフェッショナル、ハイアマチュアユーザー向けに開発された、開放F値1.4の高画質で明るい大口径単焦点レンズです。最新の大口径単焦点レンズならではの、開放絞りでの高解像力と自然なボケ味を両立させた高い描写性能を誇ります。ナノクリスタルコートや、諸収差を補正し優れた描写力を発揮する光学設計により、無限遠から至近距離まで歪みなくシャープで自然な描写が可能で、特に風景、夜景、星の撮影などに適しています。さらに、改良された新しいMF駆動機構の搭載により、MFタイムラグを減少させ、「M/A」モード時のマニュアルフォーカスの操作感が飛躍的に向上しています。
●「NIKKOR」ブランドについて
ニコン(当時:日本光学工業)は、1959(昭和34)年に初の一眼レフカメラ「ニコンF」を発売し、この「ニコンF」と同時に発売した「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが最初のニコン一眼レフカメラ用「NIKKOR」レンズです。その後、2010年まで半世紀に渡り幅広いお客様にご愛用いただき、「NIKKOR」は多くの写真愛好家やプロフォトグラファーから、高い評価を得てきました。現在、ニコン一眼レフカメラ用の「NIKKOR」レンズは、フィッシュアイ、超広角から超望遠、ズームレンズ、マイクロレンズ、PC-Eレンズまで、バリエーション豊富なレンズを 60種類以上ラインアップしています。
なお、「NIKKOR」は2009年8月に累計生産本数5,000万本、翌2010年8月には5,500万本を達成しています。
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