Nikon Imaging
Japan
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双眼鏡「プロフェッショナル」シリーズ交換に関するお知らせ

平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。

2023年9月14日および2024年5月16日にご案内させていただきました一部の双眼鏡ボディー表面に貼付している人工皮革に、欧州のREACH規則※1で定められたフタル酸エステル類濃度合計の基準値を超えるフタル酸ビス(2-エチルヘキシル)※2が使用されていた件について、お知らせしたシリアルNoに、対象ではない製品が含まれていることがわかりました。本規則の施行(2020年7月7日)前に銘板(シリアルNo⼊り)を改訂し、それ以前に販売された製品とシリアルNoが重複する形で⽣産を行っていました。従いまして、改めて対象品の確認方法をご案内させていただきます。

また交換対象品の一部において想定以上の交換要望をいただいており、交換に時間を要する場合がございます。引き続き最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

再三にわたる不手際により、販売店さまおよびご愛用のお客さまには、大変ご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
弊社におきましては、さらなる品質向上に最善を尽くす所存でございますので、引き続き、弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

REACH規則は、2007年6月1日に始まった欧州の化学物質管理における法規制。EU域内に輸入される成形品はRegistration(登録)、Evaluation(評価)、Authorisation(認可)、Restriction(制限)の義務が課されます。
2020年7月7日以降、フタル酸エステルの濃度合計で、厳格な規格値が定められています。
(REACH規則(EC)No1907/2006の付属書17 Entry 51)

対象製品および交換開始日

製品名識別記号シリアル番号JANコード交換受付開始日
7x50 トロピカル IF防水型 HP TP 152146 ~ 153735 4960759 208484 2024年5月16日
7x50トロピカル IF・防水型・ケースなし(漁船用) TP 4960759 205575 2024年5月16日
7x50トロピカル IF防水型 HP L字スケール入り TP 350332 ~ 350726 4960759 208491 2024年5月16日
10x70 IF防水型 HP TP 450310 ~ 450939 4960759 208507 2024年5月16日
10x70 IF・防水型・ケースなし(漁船用) TP 4960759 205612 2024年5月16日
7x50 SP防水型 TP 251083 ~ 251773 4960759 208538 2024年5月16日
10x70 SP防水型 TP 650269 ~ 650513 4960759 208545 2024年5月16日
10x70 SP・防水型・ケースなし(漁船用) TP 4960759 206053 2024年5月16日
18x70 IF防水型 WF TP 851135 ~ 852085 4960759 208552 2024年5月16日
18x70 IF・防水型・WF・ケースなし(漁船用) TP 4960759 207128 2024年5月16日
10×50 T IF防水型(漁船用) TP 950311 ~ 950611 4571137 584559 2024年5月16日
10x50 T IF・防水型・ケースなし(漁船用) TP 4571137 584542 2024年5月16日
7×50 MS防水型(漁船用) CK 033863 ~ 035075 4960759 206978 2024年7月1日

記号とシリアル番号の確認方法

双眼鏡により記載位置が異なります。
識別記号TP
表の識別記号とシリアル番号が一致していること及びMADE IN JAPANと表記されている製品が対象となります。

(参考)シリアル番号:XXXXXX 記号:TP

対象ではない製品例
表の識別記号とシリアル番号が一致していても、JAPANのみの表記になっているものは対象ではありません。

識別記号CK
表の識別記号とシリアル番号が一致しているものが対象となります。

(参考)シリアル番号:XXXXXX 記号:CK

本件に関する受付窓口、専用お問い合わせ窓口

本件についてのお問い合わせは、修理センターで受け付けています。

修理センター

ナビダイヤル
0570-02-8200
ナビダイヤルは一般電話から市内通話料金でご利用いただけます。

9:30~18:00
(土曜日、日曜日、祝日、年末年始、夏季休業などを除く毎日)

お問い合わせいただく場合、電話番号のおかけまちがいにご注意ください。

再発防止策について

今回の事態を受け、REACH規則の遵守に向けて再教育を実施いたします。また、REACH規則に関する調査プロセスを強化するとともに、サプライヤーに対するREACH規則の指導および管理の徹底を図り、再発防止に努めます。

以上

こちらに掲載されている情報は公開日現在の情報となり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。