明るい単焦点レンズは室内での撮影に活躍します。撮影モードとシャッタースピード、絞りを変えてペットをより魅力的に撮影しましょう。
シャッタースピードを速くして写し止める
明るい単焦点レンズなら室内で動き回るペットも可愛らしく撮ることができます。標準画角の単焦点レンズなら1/250〜1/500秒程度のシャッタースピードで作例のようなネコの被写体なら写し止めることができます。もっと暗い室内やテーブルの下に隠れているようなシチュエーションの場合は被写体ブレを起こす可能性がありますのでもう少し速くしましょう。ネコじゃらしはカメラの横ではなくレンズの上に来るように動かしてネコがカメラのほうを見るように遊んであげるとカメラ目線の写真を撮りやすいです。
絞りを開けて背景をふんわりとボカす
撮影モードを絞り優先オートにして絞りをF1.8まで開ければ背景が大きくボケたふんわりとした優しい印象の写真を撮ることができます。フォーカスモードはAF-S(シングルAFサーボ)にしてカメラに近いほうの目にピントを合わせましょう。目の玉に合わせるというよりもその上のまつ毛に合わせるようにすると合わせやすいです。
バリアングルモニターで高いところも低いところも楽々撮影
高いところにいるネコや低いところで寝転んでいるようなネコはバリアングルモニターを使って撮影すると便利です。モニターを自分が見やすい、光の反射が少ない角度に動かしてモニターを見ながらピントを合わせましょう。下からあおるように撮ると偉そうな格好良さが増し、同じ低さから撮ると距離感の近い仲の良さそうな写真を撮ることができます。
モニターを見ながら一緒に撮影も!
バリアングルモニターをレンズ側に回転させることでペットと一緒の写真を撮ることができます。液晶画面をタッチしてピントを合わせて、指を離すとシャッターが切れます。極端に下からや上からのアングルにならないように気を付けて構図を作り、自分の目が映っている画面をタッチしてピントを合わせます。笑顔が完成したら指を離してシャッターを切りましょう。撮影モードは絞り優先でF5.6くらいにしておくとペットと自分の両方にピントの合った写真を撮ることができます。露出補正は+0.3〜0.7くらい明るめにしておくと肌が綺麗に写りやすいのでお勧めです。
一本のレンズで様々なバリエーションの写真を撮ることができます。色々な表情、仕草をたくさん撮ってフォトブックにしたり、SNSにアップするとさらに楽しいでしょう。