TALK:飯野×浅見(画像設計)・足立(商品企画)
画づくりの幅が広がる、クリエイティブピクチャーコントロール&瞳AF~ ピクチャーコントロールと瞳AF/動物AF 編 ~
フォトグラファー 飯野匠紀氏とニコンのZ 5開発メンバー 浅見(画像設計)、足立(商品企画)との対談が動画でお楽しみいただけます。
足立:こちらの女性の作品は、他とは違ってソフトな雰囲気を感じました。
飯野:「クリエイティブピクチャーコントロール」を初めて使ってみたんですが、「ドリーム」で撮影しました。ふわふわした雰囲気で撮ったり、編集することがないので、新しい発見というか…。ファインダーをのぞいたときに、編集された状態がずっと見えているので面白かったですね!
浅見:「クリエイティブピクチャーコントロール」は、これまでのピクチャーコントロール以上に幅広い画づくりを簡単に表現できるモードとして搭載しています。各モードには「適用度」があって、0~100まで気持ちに応じて強度を変えてみたり、自分の気持ちに合ったモードを設定して、写真を撮っていただくのが狙いです。
飯野:「適用度」までは触れていなかったんですが、スマートフォンの写真アプリで「フィルターを薄くかけて雰囲気だけちょっと変える」というのに似ている気がします。カスタマイズできれば、どんどん写真やカメラに愛着が湧きそうでいいですね!
この写真では「瞳AF」も使っているんですが、実は今回が初めてで…。自動で瞳を検知してくれるので僕自身は画づくりに集中できて、今後の制作にもすごくプラスになると感じましたね。
それに、左目と右目が選択できるのは驚きました!
浅見:左目や右目、複数人の場合はどの人の瞳に合わせるかも、撮影者が構図に集中できるように考えて開発したポイントです。