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COOLPIX P1000
実践テクニック野鳥撮影に有効な機能、性能が備わったCOOLPIX P1000。撮影状況に合わせて、様々な設定にトライしてみましょう。本ページでは、RAW現像についても紹介します。
01 クイックバックズーム
超望遠領域での撮影では、画角がかなり狭くなるため、被写体を見失ってしまう場合があります。COOLPIX P1000に搭載の「クイックバックズーム」機能は、ボタンを押すだけで見える範囲を一時的に広げられるので、被写体の再補足が簡単にできます。
●動画撮影中は使用できません。
●動画撮影中は使用できません。
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1
レンズ鏡筒部にあるクイックバックズームボタンを長押しする (押している間は広い画角が表示)
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2
フレーミング枠内に鳥をおさめる
3
ボタンを離し、 構図を決めシャッターボタンを押す
02 AFエリア設定
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体の小さな鳥は前景や背景にピントが合ってしまうことも。
AFエリアはピンポイントで合焦できる「マニュアル(スポット)」がおすすめです。Point
止まっている鳥におすすめ!
ピントは目に合わせるのが基本。
フォーカスロックして構図を変えることもできます。
1
撮影モードダイヤルを「P、S、A、M、U」のいずれかにする
2
MENUボタンを押して「AFエリア選択」を選ぶ
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3
「マニュアル(スポット)」を選択してOKボタンを押す
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4
マルチセレクターでAFエリアを移動する
5
構図を決めシャッターボタンを押す
Point
止まっている鳥におすすめ!
ピントは目に合わせるのが基本。フォーカスロックして構図を変えることもできます。
03 連写モードで撮影
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飛んでいる姿や飛び立つ瞬間を撮るなら最大約7コマ/秒の連写がおすすめ。ベストショットの確率がぐっとアップします。●連写は、撮影モード「P、S、A、M、U」、鳥モード、一部のSCENEモードで設定可能です。
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1
MENUボタンを押し「連写」を選択
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2
「連写H」を選択してOKボタンで決定
3
構図を決めシャッターボタンを押す
04 RAW現像
野鳥写真でのRAW現像のポイントは、主に階調と色調の調節で、さらに必要に応じてシャープネスなども調整します。特に気を付けるべき点としては白い鳥(白い部分)や黒い鳥(黒っぽい部分)の階調で、白トビや黒つぶれをできるだけ少なくするように調整しましょう。
ニコンのRAWファイル現像が快適に
できる純正ソフトウェア「NX Studio」
RAW現像 調整例A
曇天時に撮ったオオワシ。かなり暗かったためややねむい印象になりました。「コントラスト」を強調してスッキリ見せたいですが、そのままでは翼や尾羽の白い部分が白トビを起こしてしまいます。そこで「ハイライト」を中程度まで上げ、白い羽毛のディテールがわかるように調整。また「輪郭強調」によってメリハリのある表現に仕上げました。
RAW現像 調整例B
ホワイトバランス「オート」での撮影。太陽が陰ってやや冴えない色調だったため現像時にホワイトバランスを「曇天」に変更し、自然な昼光色を再現。さらにカラーコントロールポイントで背景の空の部分のみ明るさと彩度を調整し本来のスッキリした青色系の空を取り戻しました。最後に輪郭強調とコントラストを使いメリハリを付けて完成。
05 スマートフォンで画像シェア
いい写真が撮れたらその場ですぐにSNSにアップしたいもの。ニコンの専用アプリSnapBridgeは、一度設定するだけで、カメラとスマートフォンがBluetoothで常時接続。カメラのシャッターをきるたびに撮った写真がスマートフォンに自動転送されるので、画像の取り込みが簡単にできます。
・自動転送するには、スマートフォンにSnapBridgeアプリがインストールされている必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。
・アプリのダウンロードはこちらから
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