月と惑星では撮影方法に違いがあります。月に関しては、ほぼAF撮影が可能です。
惑星の場合、焦点距離4000mm相当以上での撮影が望ましいです。画面内での大きさが微小でAFだとピントが合わせられないため、MFで撮影します。MFでのピント合わせには時間がかかるため手持ち撮影は厳しく、三脚や赤道儀などでカメラを支持する必要があります。
月や惑星いずれの場合も、微動装置付きの赤道儀があれば、撮影効率が高まります。
●焦点距離は35mm判換算です。
焦点距離の目安 (35mm判換算) |
ピント合わせ | カメラ支持 | |||
手持ち | 三脚 | 赤道儀 | |||
月 全体 拡大 | 1000~2000mm相当 | AF | △ | 〇 | ◎ |
2000mm相当以上 | AF / MF | × | 〇 | ◎ | |
惑星(木星・土星) | 4000mm相当以上 | MF | × | △ | ◎ |
焦点距離の目安 (35mm判換算) |
ピント合わせ | カメラ支持 | |||
手持ち | 三脚 | 赤道儀 | |||
月 全体 拡大 | 1000~2000mm相当 | AF | △ | 〇 | ◎ |
2000mm相当以上 | AF / MF | × | 〇 | ◎ | |
惑星(木星・土星) | 4000mm相当以上 | MF | × | △ | ◎ |
◎…快適に撮影できる
〇…普通に撮影できる
△…難易度が高い
×…厳しい
月と惑星では撮影方法に違いがあります。月に関しては、ほぼAF撮影が可能です。
惑星の場合、焦点距離4000mm相当以上での撮影が望ましいです。画面内での大きさが微小でAFだとピントが合わせられないため、MFで撮影します。MFでのピント合わせには時間がかかるため手持ち撮影は厳しく、三脚や赤道儀などでカメラを支持する必要があります。
月や惑星いずれの場合も、微動装置付きの赤道儀があれば、撮影効率が高まります。
●焦点距離は35mm判換算です。
COOLPIX P1000に搭載の「月モード」で撮影すると、カメラがシャッタースピードや絞りを自動制御してくれるので、難しい設定をしなくても簡単に迫力ある月の撮影が可能です。
被写体の明るさを思い通りに表現するには、撮影モード「M」で撮影しましょう。
手持ち撮影の場合は手ブレ補正を「する」にしますが、カメラを三脚や赤道儀に取り付ける場合は「しない」にする方が使いやすくなります。
惑星に比べて面積の大きい月は、ほとんどの場合、オートフォーカス(AF)撮影が可能です。新月に近い月齢でAFがうまく働かない場合は、マニュアルフォーカス(MF)を試しましょう。惑星はMFで撮影します。
カメラ背面の「フォーカスモードセレクター」よりAF/MFのいずれかを選択
撮影モードをマニュアル露出(M)にし、絞り、シャッタースピード等を設定
再生ボタンを押し、ズームレバーを「T」側に動かし、画像を拡大しましょう。被写体のピントや露出、大気の影響などをチェックします。