NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
機動力を体感させる標準ズーム
- 24mmから120mmをカバーしながらも、クラス最軽量※の約630gで旅行や日常のスナップ、ウェディングなど幅広いシーンに対応
- EDレンズ、非球面レンズなどの採用で高い解像力を実現
- ナノクリスタルコート、アルネオコートによる優れた逆光耐性
- 最短撮影距離0.35m、最大撮影倍率0.39倍で、クローズアップ撮影も可能
- 2021年10月28日現在、発表済みの焦点距離広角側24mm、望遠側105mm-120mm、開放F値4以下の35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したレンズ交換式ミラーレスカメラ用ズームレンズにおいて。ニコン調べ。
「そう、どんなときでも安心できる」
「これってどんなレンズなの?」と、もし誰かに聞かれたら「このズームさえあれば『どんな状況でも大体の事は大丈夫』って安心できるレンズだよ」と答えるだろう。広い風景も目の前の情景も、心の動くままにきり取れる。これまで逃してしまっていたあの瞬間を、ベストな画角で捉えることができる。そして細部までの鮮明な描写や、柔らかく美しいボケ味で表現することができる。 私の場合、常に“旅”が暮らしの中にある生活なので、このレンズ一本だけでどこへでも気軽に移動できることがとても嬉しい。そうそう、こんな標準ズームレンズがずっと欲しかった。
写真家・コラムニスト古性 のち(こしょう のち)
1989年、横浜生まれ。飾らない日々をドラマチックに表現することを得意とする。インスタグラムなどSNSで作品を数多く発表し、また、コラムニストとしても幅広く活躍。現在、東京と岡山の二ヵ所を拠点とするデュアルライフを実践している。共著に「Instagramあたらしい商品写真のレシピ」(玄光社)。愛機はNikon Z 6II。企業などのコミュニケーションをプロデュースする、BRIGHTLOGG,INC.の取締役も務める。
佐賀県の宿に飾られていた花。朝の光を受けて輝く姿にうっとりしながら、何枚もシャッターをきった。黒い壁とピンクの花のコントラストもいい。小さな花が重なって『近くで見ると、なんだか雲みたい』と思い、120mmの絞り開放で思いきり寄って撮る。狙い通りの美しいボケを演出でき、お気に入りの一枚になった。
NIKKOR Z Technology
本レンズに搭載の注目テクノロジー
マルチフォーカス方式
AF駆動系を「マルチフォーカス方式」とすることで、一般的に収差が発生しやすいとされる至近距離の被写体の撮影でも収差の少ない優れた解像力を実現。
2組のAF用駆動ユニットの連携で2つのフォーカス群の位置をミクロン単位で制御。
アルネオコート / ナノクリスタルコート
「アルネオコート」は垂直に入射する光に対して高い反射防止効果を発揮。斜入光に対しても高い効果がある「ナノクリスタルコート」と組み合わせることで、ゴースト、フレアの低減に大きな効果が得られます。
本格的な動画性能
フォーカシング時にピント位置の移動に伴って画角が変化する「フォーカスブリージング」の抑制や、静粛なレンズ操作とAF駆動など、動画撮影への数々の配慮が施されています。
フォーカスブリージング 比較ムービー
抜けるような青空が好きなので曇り空は避けてしまいがち。でも、看板のグレーと空の色のバランスがちょうどよく感じたので、思わずシャッターをきった。手前と背景の自然で柔らかいボケが彼女の存在感を引き立ててくれた。誰かの帰りを待ち侘びているような、そんな空気感を感じてもらえたら嬉しい。