NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
フィルター装着が可能な
超広角ズーム
- 超広角ズームレンズとして世界初※、レンズ先端にフィルターを直接装着可能
- ズーム域は14mmから30mmまで
ダイナミックな表現はもちろん、自然な見た目に近い画角もカバー - ズーム全域で実現した、高画素デジタルカメラに対応する優れた光学性能
- ボタンレス沈胴機構採用の小型・軽量ボディーが、撮影フィールドを広げる
- 2019年1月8日時点で発売済みの、焦点距離14mm以下から始まるレンズ交換式デジタルカメラ用ニコンFXフォーマット(フルサイズ)対応交換レンズにおいて。ニコン調べ。
- FX
- ED
- AS
- N
- Fluorine Coat
- SIC
- STM
- IF
- M/A
「時と光を操る、表現は未踏の領域へ」
自然の懐深く分け入ることの多い風景撮影で、機材のミニマム化は大きな課題だ。このレンズはフルサイズの超広角ズームでありながら、驚くほど小型・軽量である。そして特筆すべきことは、14mmからのズームでフィルターの直接装着を世界で初めて可能にしたこと。光の量を調整するNDフィルターや、反射光の影響を抑えるPLフィルターを装着することで、表現の幅は無限に広がり、これまで撮れなかった一枚を残すことができる。ズーム全域での高い解像力、優れた収差補正能力で作品の完成度はさらに深まっていく。
風景写真家今浦 友喜(いまうら ゆうき)
1986年、埼玉県川口市生まれ。楽器製作学校講師を経験した後、雑誌『風景写真』の編集を経てフリーランスの写真家に。写真誌への執筆や写真セミナーなどの講師も務める。
雨が続くと現れる小さな池。そこへ、ゾウが鼻を近づけるように木の枝が伸びていた。そのユニークな木を主題とする。さらに、水底に折り重なる木の葉と、池に映る緑の風景も同時に写し取りたかった。PLフィルターで水面の反射をコントロールすることで、森の風景と水底、水面の景色を捉えることができた。
NIKKOR Z Technology
本レンズに搭載の注目テクノロジー
本格的な動画性能
フォーカスブリージングの抑制
目的の被写体に徐々にピントが合う様子を映像表現として用いるとき、意図していないのに画角が変化してしまう、フォーカスブリージング※に対応。
- ピント位置の移動に伴って画角が変化する現象。静止画撮影時には特に問題になりませんが、動画撮影時には画角の変化が映像として残るため、不自然な映像になることがあります。
一般的なスチル向けレンズ:ピントを合わせる際に、画角の変化が生じる
フォーカスブリージング対応レンズ:ピントを合わせる際に、画角の変化がほとんど生じない
フォーカスブリージング 比較ムービー
スムーズな撮影操作を可能にするコントロールリング
コントロールリングには、カメラから[M/A]※[絞り値][露出補正][ISO感度]のいずれかを割り当て可能。滑らかな操作感で、スムーズな撮影を行えます。
- AF 時にコントロールリングの操作でただちにMFに切り換える機能。
高精度で静粛なAF駆動
高速・大容量通信による詳細なレンズデータ取得などにより、高精度なAF制御を実現。また、静粛性とレスポンスに優れたSTM(ステッピングモーター)の採用でAF機構の静音駆動を実現。
水量の豊かな日光市マックラ滝。辺りに水飛沫が舞い、岩には苔が密生していた。水流を表現するためNDフィルターを装着し、雲間から差し込む光が飛沫にあたり光芒となる瞬間を狙う。自然の神秘を感じさせる一枚となった。