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PAGETOP
Vol.
35

大橋 愛 × AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

DX 16-80mm f/2.8-4。“想い”に応えるレンズ。

35
生命や創造の根源となる“愛”をテーマに、ここ数年チームで創作を続けている。被写体となった女性はその活動の中で出会った仙台生まれ仙台育ちの美大生、櫻胃園子(さくらい そのこ)さん。撮影場所は彼女が日頃から創作の場としている、大学構内の愛すべきアトリエ。
(次へ続く↘)

メインカット

・カメラ : D7200 ・レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード : マニュアル、1/200秒、f/5 ・ホワイトバランス : 色温度(6200K) ・ISO感度 : 320 ・ピクチャーコントロール : ポートレート

作品2:仙台市内の大学構内アトリエにて

・カメラ : D7200 ・レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード : マニュアル、1/200秒、f/4.5 ・ホワイトバランス : 色温度(5200K) ・ISO感度 : 200 ・ピクチャーコントロール : ポートレート
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レンズはAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRを選んだ。ポートレートに最適なズーム域とVR機構、そしてDXレンズで初となるナノクリスタルコートを採用した小型・軽量な一本である。機動力の高い機材で、広々としたアトリエの中から自由自在に理想のアングルを探りたかった。
(次へ続く↙)
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ボディーのD7200も、DXならではのコンパクトさと高い画質で応えてくれる。午前中からの撮影となったこの日は快晴で、大きな窓から注ぐ光が変化し続けた。三脚を使ったり、手持ちで撮ったり、脚立と大型の三脚で撮影位置を変えたりと、さまざまな撮影を試みた。
(次へ続く↘)

作品3:仙台市内、名取川上流の巨大な流木のある場所で

・カメラ : D7200 ・レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード : マニュアル、1/400秒、f/11 ・ホワイトバランス : 色温度(4500K) ・ISO感度 : 250 ・ピクチャーコントロール : ニュートラル

作品4:名取川上流でシャボン玉の演出効果を活かして

・カメラ : D7200 ・レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード :マニュアル、1/640秒、f/9 ・ホワイトバランス :色温度(4500K) ・ISO感度 : 400 ・ピクチャーコントロール : ニュートラル
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そして西に傾いた陽が室内に鋭く差し込む夕刻に捉えたこのメインカット。最も広角側の16mmを活かしてアトリエの空間・空気を感じさせるように、広い窓、絵具の付いた床、大きなイーゼルなどを入れ込んだ構図で狙った。微妙なフレーミングの調整を行うために手持ちで撮る。雑然とした景色の中にあっても決して負けることのない『彼女の凛とした表情を捉えたい』という深い想いを込めて。
(次へ続く↙)
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このレンズは高い解像力とナノクリスタルコートの効果で、強い西日に影響されることなく、その姿をクリアーに表現した。これからもさまざまなカタチの“愛”を撮り続けていく
―― 私のNIKKORで。
※35mm判換算で焦点距離24mmレンズの画角に相当

作品5:仙台市内、泉ボタニカルガーデンにて

・カメラ : D7200 ・レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ・画質モード : 14ビットRAW(NEF) ・撮影モード :マニュアル、1/250秒、f/4.5 ・ホワイトバランス :色温度(5000K) ・ISO感度 : 100 ・ピクチャーコントロール : ポートレート

INTERVIEW
MOVIE

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PHOTOGRAPHER

大橋 愛(おおはし あい)

NIKKOR

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR

BEHIND THE SCENE

撮影レポート
01
仙台の美大生をモデルに、彼女を中心とした世界を描く

  • 高い天井と広い窓の心地よいアトリエ


  • アトリエの一角で櫻胃さんと話す大橋先生

今回のポートレート作品撮影に際して、大橋先生はある女性を撮りたいと希望されました。それが今回モデルをお願いした、櫻胃園子(さくらい そのこ)さんです。先生がここ数年間続けている、グループでの創作活動の過程で出会い、これまでも何回かモデルをお願いしていたそうです。彼女は仙台市内にある東北生活文化大学に在籍する美大生で、その作品はかなり個性的。仙台や東京で個展も開いています。今回の撮影場所は、彼女が創作の場としている大学構内にあるアトリエ。そこは、高い天井まで届く大きな窓のある広々とした空間でした。机や椅子、イーゼル、画材、そして学生たちの作品などがあちらこちらに置かれ、床には長年の間にさまざまな色の絵具が染みついています。雑然とした場所なのですが、なぜかとても心地のよい空間でした。そして、櫻胃さんを被写体とした作品の撮影が始まりました。
02
多彩な試みに柔軟に応えた、高性能なDX 16-80mm

  • D7200+AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR


  • 仙台市内を流れる名取川上流の渓谷


  • 広大な植物園“泉ボタニカルガーデン”

初日の撮影は朝からアトリエに入り、雑然とした室内を少し整理してから始まりました。広い空間のさまざまな場所を使いたいということがその理由です。レンズはAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR。非常に小型・軽量でありながら、DXレンズ初のナノクリスタルコートの採用や、手ブレ補正効果4.0段(CIPA規格準拠)のVR機構の搭載、さらに非球面レンズ、EDレンズを採用した高性能レンズです。実は今回の撮影はアトリエだけでなく、櫻胃さんの生まれ育った仙台の風景も活かしたいということで、2日目には市内を流れる名取川上流の渓谷や、仙台市北西部の山間にある広大な植物園(泉ボタニカルガーデン)などでも撮影を行いました。水辺や緑の中というアウトドアでも、このレンズのコンパクトさや優れた光学性能、水滴・汚れに強いフッ素コートなどが撮影をサポートしました。
※NORMALモード。APS-Cサイズ相当の撮像素子搭載のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ使用時。最も望遠側で測定。
03
夕刻のアトリエに、待ち望んでいた光が訪れた

  • 空間の広さと高さを活かした撮影


  • 西日を活かしたメインカットの撮影シーン

アトリエでの撮影において、大橋先生は通常の三脚を使用したり、高さが3メートルほどになる大型の三脚と脚立を使ったりしながら、さまざまなアングルやシチュエーションで撮り続けます。特に大型の三脚による撮影は、アトリエの広さ、5メートルほどある天井の高さと窓の大きさを活かして、まったく違う世界を演出。そこに、空間を使い切るプロの視点を感じました。そして夕暮れの時間帯。陽が大きく傾き窓から西日が差し込み始めると、先生はカンバスやイーゼル、画材などを窓際に配置し、そこに櫻胃さんを座らせて今度は手持ちでの撮影を始めました。それが今回のメインカットです。かなり強烈な半逆光の中、ナノクリスタルコートの効果でゴーストやフレアも感じられず、画面のすみずみまで高解像に描かれています。何より、頬に光を受けた櫻胃さんの凛々しい表情。彼女の存在感が作品に大きな力を与えています。

こちらに掲載されている情報は、2015年8月現在のものです。

DATA

写真家: Eye Ohashi
レンズ : AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
カメラボディー : Nikon D7200
キーワード : アート
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