最初のカットから、最高の描写だった。

「厳しい撮影条件だったが、理想通りの画になった」と、軍司監督は語ります。儚くも美しい曲の世界観を象徴的に表現するため、撮影地に選んだのは雪原。照り返しが強い状況でありながら、ハイライトの部分がしっかりと残る、監督のイメージ通りの美しい画が出ました。光を印象的に捉えるZ レンズの描写も相まって、ただ美しいだけでなく、情感も伝わってくる映像に仕上がっています。

雨や雪を、恐れなくていい。

ボディーやレンズに雪が積もっていても動作する、圧倒的な防塵・防滴性能。カバーを付けずに済むため、終始快適に撮影ができます。色の再現力に優れた背面の画像モニターなど、外部機器を用意しなくてもZ 9本体のみで撮影を完結できる仕様を実現。機材を減らせるため、車両の入れない場所にも積極的に行ける。今まで撮影を断念していたシチュエーションが、絶好のシチュエーションに変わります。

撮ったままでも、美しい。

「MP4の書き出しや撮って出しのJPEGがきれいで、背面モニターを見るたびに気分が高まった」と酒井氏。現場では「編集しなくても充分なのでは」との話もあったそうです。さらに、高画質でのスローモーション撮影ができる4K/120p、自分好みに調整して理想の画づくりができるピクチャーコントロール、シネマカメラでは難しい低ISO感度撮影を可能にするRAW動画撮影時のSDRモードなど、充実した設定機能で表現の幅が広がります。

ムービーもスチールも極められる。

Z 9を映像の現場で使うことで、ムービーとスチールの両方に専念できます。静止画モードと動画モード、個別に撮影機能の設定ができ、ファインダーを覗いたままRECボタンを押すことも可能。カメラを2台用意しなくても、動画の撮影と静止画の撮影をスムーズに切り換えられます。ムービーの現場でスチールも撮りたい、どちらのクオリティーも最大限追求していきたい。そんな皆さまの理想に応えます。