Z 9の「インターバルタイマー撮影」を使って8.3Kのタイムラプスムービーを制作できます^※1。よくテーマとされる開花のシーンも、高解像のNIKKOR Z レンズの描写力と相まって高精細に描写できます。
さらに、ファームウェア Ver.4.00では、インターバルタイマー撮影開始時の測光アルゴリズムを改善。輝度差の大きいシーンや低輝度シーンのような測光が難しいシチュエーションでも、1枚目から適正露出が得られます^※2。

• 8.3Kのタイムラプスムービーの作成には、市販の編集ソフトウェアが必要です。
• 低輝度シーンの場合、レンズの開放F値によっては1枚目で適正露出にならない場合があります。スターライトビューの使用をおすすめします。

刻々と表情を変える流れる雲や成長する積乱雲のような速い動きをタイムラプスムービーで表現する場合、撮影間隔を１秒に設定しても滑らかな動きにならないことがあります。Z 9は「インターバルタイマー撮影」の撮影間隔を最短で0.5秒に設定可能^※。動きをより滑らかに描き出す、イメージ通りのタイムラプスムービー制作が可能です。

• カメラの設定、使用条件によって異なります。

タイムラプスムービーの制作には膨大な画像が必要なため、消費電力量が大きくなります。Z 9は、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18d^※1の1回の充電で約770コマ^※2、連続撮影では約5310コマ^※3まで静止画を撮影可能。必要に応じてUSB給電を使用すればより安心です。さらに、高い防塵・防滴性能^※4を備えているので、屋外でも長時間安心して撮影できます。

• EN-EL18dの代わりにEN-EL18c/EN-EL18b/EN-EL18a/EN-EL18も使えます。ただし、EN-EL18dを使用したときよりも、撮影可能コマ数（電池寿命）が減少します。
• モニターモード［モニターのみ］、セットアップメニュー［パワーセーブ（静止画モード）］が［ON］、メモリーカードSONY CEB-G128、温度23（±2）℃の場合。
  CIPA規格準拠。初期設定条件で30秒間隔ごとに撮影する。装着レンズNIKKOR Z 24-70mm f/4 S。
• 当社試験条件準拠。装着レンズNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S。モニターモード［ファインダーのみ］。
• すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。

「インターバルタイマー撮影」時に「露出平滑化」を使用すると、動画として再生したときに気になるコマ間の明るさのちらつきを効果的に抑えるとともに、AEの低輝度限界を拡張。絞り優先オート時に、通常撮影時よりもはるかに暗いシーンまで適正露出が得られます。マニュアル露出では撮れない、明るさが大きく変化する「夕暮れから星空」、「星空から夜明け」の移り変わりも、ひと続きで撮影できます。

「インターバルタイマー撮影」開始のタイミングは、3秒後に開始する［即時］と［日時設定］から選択可能。撮影モードがPまたはAの時には、露光時間よりも撮影間隔を優先するように設定できます。さらに、「インターバルタイマー撮影」を開始するたびに新規フォルダーを自動的に作成して画像を保存する設定、「インターバルタイマー撮影」した画像を自動的につないでアスペクト比16：9のタイムラプス動画を同時に記録する設定も可能です。

高精細なタイムラプスムービーの作成には、膨大なRAW画像の現像に非常に時間がかかります。カメラ内「RAW現像」では、一括現像によってRAW現像に要する時間を大幅に短縮。ワークフローが飛躍的に向上します。

撮像範囲はファインダーおよび画像モニターの白い画面枠表示で確認可能。星景のような暗い場所での撮影でも、設定や画像確認に必要なボタンはイルミネーションで明確に視認できるため、昼間と同じようにスムーズに操作できます。「スターライトビュー」をONに設定すると、撮影画面が明るく見やすくなり被写体の確認が容易になるほか、AFの低輝度限界も−8.5EV^※まで拡張されるため著しく暗いシーンでもAFでピントを合わせやすくなります。さらに、暗さに目が慣れたときにメニューや被写体を見やすくする「赤色画面表示」を搭載。明るさを抑えた赤色で表示し、目の負担を軽減します。

• 静止画モード、シングルAFサーボ（AF-S）、ISO 100、f/1.2レンズ使用時、温度20°C。