
ライブビュー情報表示を消灯して構図や画づくりに集中できる
画像モニターとファインダーの設定情報(アイコンや撮影情報)は表示/非表示を選択可能。非表示にすると、撮影画面の端から端までを確認しやすくなります。構図用のガイドラインを表示させることも可能です。
動画記録中の赤枠表示で「逆REC」の回避をアシスト
録画しているつもりでできていなかったり、録画していないつもりで不要な映像を記録していたり。そんな録画ミスを回避するため、動画記録中にはファインダー、画像モニターともに、ライブビュー画面の周囲に赤枠を表示できます。記録中であることが判別しやすく、記録ミスを防ぎやすくなります。
動画記録中

ボディー上部の表示パネルで「残り時間」などの動画情報を確認可能
外部モニターを装着したり、リグを組んだりして画像モニターが確認しづらい場合でも、「画像サイズ/フレームレート」などの動画情報を表示パネルで確認可能。カード交換のタイミングが分かりやすい「残り時間」(メモリーカードに記録できる残り時間の目安)も確認できます。
ピントが合う位置までの距離を数値で確認可能
臨場感あふれる音声収録ができる充実したサウンドコントロール
内蔵ステレオマイクや外部マイクからの音声を、臨場感あふれる24bitで記録できます(リニアPCM時)。マイク感度(20段階)は音声レベルインジケーターで視覚的に確認しながら、動画撮影中でも調整可能。大音量の環境下でマイク感度を減衰させて音割れを抑えるアッテネーターも搭載しています。また、市販のステレオヘッドホンで音声のモニター(音量30段階)も可能です。さらに、楽器演奏や街のざわめきなど幅広いシーンに適した[広帯域]と、主に人の声を録音したいときに適した[音声帯域]から「録音帯域」の選択が可能。内蔵マイク使用時には「風切り音低減」も設定できます。
また、専門メーカーと協業してZ シリーズカメラとの互換性を高めたマイクロホンの使用が可能。ファンタム電源が必要なプロフェッショナル仕様のマイクロホンを使用可能にする、XLRアダプターにも対応しています。
24bit音声記録sample


暗いシーンでの撮影をサポートする便利機能
AFの低輝度限界は–6.5EV。肉眼では被写体の状況を細かく判別できないほどの暗さでも、AFでのピント合わせができます。撮像範囲はファインダーおよび画像モニターの白い画面枠表示で確認可能。また、星景のような暗い場所での撮影でも、設定や画像確認に必要なボタンはイルミネーションで明確に視認できるため、昼間と同じようにスムーズな操作が可能です。さらに、暗さに目が慣れたときにメニューや被写体を見やすくする「赤色画面表示」を搭載しており、明るさを抑えた赤色の表示で目の負担を軽減します。
ボタンイルミネーション/赤色画面表示

他の動画素材との同期を容易にする「タイムコード出力」
他の動画素材との同期や、映像と音声の同期を容易にする「タイムコード」を、ファイル形式がN-RAWならびにMOVの動画データに記録できます。「タイムコード」と実時間のズレを解消する[ドロップフレーム]にも対応しています。
複数のZ 9の映像と音声の同期が簡単にできる「タイムコード同期」
