8.3K 60p対応の12bit N-RAW
ProRes RAW HQの1/2のファイルサイズでより長時間の記録が可能。画質を「High」、「Normal」から選べます。8.3K(8256×4644)では8K DCI、8K UHDのコンテンツ、4.1K(4128×2322)、5.4K(5392×3032)では4K DCI、4K UHDのコンテンツを制作可能。4K動画制作時にはズームやパン、トリミングなどの効果を加えることもできます。
また、8.3K 60pを使って2倍(30p編集時)、2.5倍(24p編集時)、4.1K 120pを使って5倍(24p編集時)のスローモーション表現も可能です。
ProRes RAW HQ(4.1K 60p)に対応
編集負荷が低いため、効率的に高画質な映像を制作できます。
少人数でのオペレーションに
最適なシステム
小型・軽量で、実用的な高性能AF、高性能VR※を搭載。最少人員で最高画質のフッテージが得られます。
RAW 動画、8K UHD、4K UHD 120p/100p、フル HD 120p/100p 時は、電子手ブレ補正非対応。
12bit RAW動画時にプロキシー用ファイルを同時記録
N-RAW、ProRes RAW HQ時には、画像サイズ1920×1080のH.264 8bit動画をMP4形式で同時記録します。 また、階調モードを[SDR]と[N-Log]から選択でき、「ビューアシスト」機能を用いると、撮影画面やカメラでの再生映像は簡易的な階調補正を適用して適度なコントラストで表示します。
10bit ProRes 422 HQ(4K UHD)に対応
編集用の中間ファイルとして広く使われている動画記録形式。4:2:2での記録が可能です。フレーム相関圧縮を行わないALL-Iにより、ファイルサイズは大きくなるものの、手軽に高画質な映像が得られます。
ワンマンオペレーションに最適なシステム
小型・軽量で、実用的な高性能AF、高性能VRを搭載。一人でどこにでも持ち出し、どこででも最高画質の映像が得られます。
階調モード[N-Log]を選択可能
ProRes 422 HQ、H.265(10bit)時にも、N-RAW、ProRes RAW HQ時同様、階調モードを[SDR]と[N-Log]から選べます。撮像素子のダイナミックレンジを有効に活用できる[N-Log]を使えば、白とびや黒つぶれが起きやすいシーンでも階調を残した撮影が可能です。10bitとの組み合わせで使用すれば、RAW動画よりも手軽にグレーディング可能。N-Log用の3D LUTも使用できます。
HLG画質調整(H.265 10bit時)
H.265 10bit時には、HDR放送などに使用されるHLG(Hybrid Log Gamma)動画を撮影可能。[輪郭強調]、[ミドルレンジシャープ]、[明瞭度]、これらをバランスよく一括調整できる[クイックシャープ]、さらに[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]、[色合い(色相)]と、多岐にわたって映像の仕上がりを調整できます。「ビューアシスト」機能を用いると、撮影画面やカメラでの再生映像は簡易的な階調補正を適用して適度なコントラストで表示します。
高い機動力を発揮できる、12bit RAW動画の内部記録※1
豊かな階調を活かしてハイクオリティーなグレーディングができる12bit RAW動画、「N-RAW」と「ProRes RAW HQ」を搭載。クロップなしで8.3K 60p(N-RAWのみ対応)、4.1K 120p(N-RAWのみ対応。ProRes RAW HQは4.1K 60pに対応)のカメラ内記録が可能です。外部モニターを用いないコンパクトなシステムで撮影ができ、高い機動力を発揮します。
小ファイルサイズと幅広いダイナミックレンジを両立したN-RAWは、EDIUS X ver.10.32※2以降(Grass Valley社)、DaVinci Resolve ver.17.4.6以降、DaVinci Resolve Studio 17.4.6以降(Blackmagic Design社)※3での編集が可能。一般的な動画記録形式ProRes RAW HQは、マルチカメラ制作をサポートします。
さらに、RAWファイルの生成と同時に、転送やプロキシ―動画に適した、オフライン編集などに便利なフルHDのMP4も記録可能です。
- 「ProGrade Digital COBALT 650GB」および「ProGrade Digital COBALT 325GB」の使用を推奨。
- Windows版のみ対応。RAWデータは10bitに変換されます。メディアプレイヤー「Mync」で、8K N-RAWの撮影したままの映像を確認できます。
- 8.3Kの書き出しはDaVinci Resolve Studio 17.4.6以降対応。
N-RAWの圧縮にはintoPIX社の技術を使用しています。
安心して長時間の記録ができる、世界最長※1 2時間を超える内部記録
効率的な放熱技術により最長125分※2の8K UHD 30p※3動画の記録が可能。インタビューやステージ上で展開されるパフォーマンスの記録など、長時間途切れることなく映像を記録したい場合に便利です。NIKKOR ZのS-Lineレンズによる卓越した解像力を活かして、被写体のディテールを画面の隅々まで克明に描写できます。
- 2021年10月28日現在、ミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。
- Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL18d 使用、温度 23°C時、電源オフからオンに切り換えて撮影した場合。動画撮影時は高速書き込み速度の CFexpress Type B カード推奨。
- FXベースの動画フォーマットのみ。
シャドー部の階調やディテールの表現に優れる[N-Log]時の低感度設定
動画の階調モードを[N-Log]に設定しているときは、ISO感度をLo 2.0まで設定できます※。ベース感度より低い設定で[N-Log]記録するとダイナミックレンジがシャドー側にシフト。背景が明るく被写体が暗い場合でも、シャドー部の豊富な情報を用いた編集で、ノイズを抑え、美しいディテールを表現できます。この機能はN-RAW時にも利用可能です。
ファームウェア Ver.4.00以降。