使ってみて驚いたのは、携行性と機能性を両立させた最新のレンズ設計だ。まず、非常にコンパクトで持ち歩きしやすい。そして、これだけ小さいのに、AFなどユーザーにとってうれしい性能がしっかり備わっている。「重い・かさばる」という理由でカメラを持ち出すのが億劫な人ほど、このレンズを使ってみてほしい。
ロンドン在住のアーキテクチャー・アーバン・ストリートフォトグラファー。
ロンドン在住のアーキテクチャー・アーバン・ストリートフォトグラファー。
全長23.5mmと薄く、カメラ装着時の奥行きはグリップと同程度。かさばらず、バッグからの出し入れもスムーズだ。重さは約125gと軽く、いつでも持ち歩きたくなる。レンズマウントやコントロールリングに金属パーツを採用し、高級感があるのも好印象。
26mmは建築物や風景を撮りたいときにぴったりだ。最短撮影距離0.2mと高い近距離性能を生かし、大胆な構図でとらえることも。さらに、防塵・防滴に配慮された設計で、少しの雨でも気にせず撮影を続けられる。
このレンズはフルサイズ・APS-Cサイズのカメラどちらに装着しても楽しめる。APS-Cサイズ/DXフォーマットでは39mm相当の画角になり、肉眼の視野に近い感覚でストリートスナップを撮影できた。一つのレンズで広角・標準という選択肢を持てる。
ストリートフォトグラファーやカジュアルに撮影する方に、このレンズをおすすめしたい。非常に軽く、スリムなデザインで、ずっとカメラに取り付けて持ち歩きたくなる。そして、軽快に撮影できる上に、描写が本当に素晴らしい。明暗差に強く、階調の豊かさ・色の再現性により、雰囲気ある写真を撮ることができる。
ニューヨーク在住のストリートフォトグラファー。
ニューヨーク在住のストリートフォトグラファー。
NIKKOR Z 26mm f/2.8の開発者達に、どのようなユーザー・使い方を思い描き、企画・設計が行われたのかを聞いた。インタビューを通じて、スペックだけでは見えてこない、このレンズの可能性を知っていただきたい。
インタビューを読むNIKKOR Z 26mm f/2.8
全長23.5mm※1・質量約125g、最薄※2最軽量※3のパンケーキレンズ
スナップ撮影に最適な焦点距離26mm
持つ歓びをかき立てる、洗練されたデザイン
効果的な非球面レンズの配置で、高い光学性能を実現
大きなボケが得られ、暗所に強い、明るい開放F 値2.8
シャッターチャンスをより確実にとらえる、高速高精度なAF
最短撮影距離0.2mの優れた近距離撮影性能
安心して持ち歩ける、防塵・防滴に配慮した設計※4
※1 レンズマウント基準面からレンズ先端まで。
※2 2023年2月7日時点で発売済みのミラーレスカメラ用フルサイズ/FXフォーマット対応AFレンズにおいて。ニコン調べ。
※3 2023年2月7日時点で発売済みのNIKKOR Z レンズにおいて。
※4 すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。